冷え込んだ、あの日
 私を捜していた手を
 捕まえたはずなのに

 暖めてあげなくちゃって
 そっと大事に胸元へ
 引き寄せたはずなのに

 君は安心した表情で
 夢の中に眠りについたと…

 あの時にもっと強く
 包み込んでいたら
 君は眠りから醒めたのかな?

 あの日からずっと想う
 柔らかく撫でていれば
 君の瞳は開いたのかな?

 暗闇が近づき始め
 何かを悟るように
 変わらない君の位置に

 普段何でもない事が
 その日は違ったんだ
 焦りと不安が駆け巡り

 まるで深く深く海底に
 引きずり落とされたように…

 眠る前の出来事が
 脳裏に刹那に蘇り
 ねぇ、私への挨拶だったの?

 声を必死に届くように
 色を失った君が見せた
 ねぇ、ありがとうって
 聞こえたよ?

 Once year…
 君がいない日々には
 まだなれなくて

 ぬくもり…
 感覚を覚えていて
 切ないけれど

 君を忘れずに居れること
 その事が幸せなんだ
 だって心に君が
 居るってことだから…