こんばんは!

今日もご覧いただき、ありがとうございます。

今日のテーマは、ずばり「私が考える『ドラえもん』」について」です。



ドラえもんは、日本のほとんどの人が多分名前と顔は一致している
キャラクターだと思います。

でも、漫画やアニメに興味がない人のイメージって

「のび太というダメな小学生を甘やかしているロボット」のイメージ、じゃないでしょうか?



22世紀の未来から持ってきた「ひみつ道具」で
「ドラえも~ん!!」と泣きつくのび太君を助けてあげる。
のび太君が困らないように、どんどん「ひみつ道具」でなんとかする。

そんなイメージからか、私が「ドラえもんを作りたい」と言うと、
だいたいの人に「四次元ポケットが欲しいの?」「どこでもドア作るの?」とか言われます。




私はひみつ道具が欲しいのではないです。


ドラえもんとのび太君にとって「ひみつ道具」は文字通り「道具」でしかなくて
困ってるのび太君にドラえもんが「ひみつ道具」を貸してあげ、「やってみよう」というきっかけを作る。
それを使ったのび太君自身が気づき、行動する。
ドラえもんは結果的に「ヒント」を与えてるだけで、
のび太君はそれに甘んじてそのまま終わらないのです。

その繰り返しでのび太君は大きく成長し、未来が変わり
「しずかちゃん」というマドンナと幸せになるんです。



のび太の結婚前夜、は有名で人気があるお話ですね。



ひみつ道具で、のび太君が成長するお話を、少し紹介します。



先日6/2は、のび太君が「ぐうたら感謝の日」と名付けた日なのですが、
これは、6/1早々、のび太君が「6月は祝日がない!!」と憤ったことで
ドラえもんが「じゃあ祝日を作ったら?」と、祝日が作れるひみつ道具をあげ
のび太君が「勤労感謝の日があるくらいだから、ぐうたら感謝の日にしよう。
この日は働いちゃいけない」と制定した日です。

とりあえず「やってみた」ことで、念願の祝日ができますが、
「働いちゃいけない=家事もしない」ということで、ママはご飯を作ってくれません。



火事が起きても交番も何もかもおやすみ。
なんならドラえもんも「子守ロボット」の仕事はお休みと言わんばかりに
空腹に耐えきれないからと、自らスイッチを切ります。
これにより、「働いてくれる人への感謝」をのび太君は身をもって体感するのです。



あと、最近映画のキャンペーンがあったからか有名になった
「ウマタケ」というのがあります。
(ウマタケは「馬」と「竹」から生まれた人工生物なので、正確には道具ではないのですが)

竹馬が流行っているけど乗れないのび太君が、
ジャイアンたちに馬鹿にされて、
ドラえもんに未来から「ウマタケ」を連れてきてもらいます。




うまく手なずければ誰でも乗れるようになる「竹馬のような馬」なのですが、
のび太君はこれに乗れるようになるものの、ウマタケは脱走してしまいます。
それがきっかけで、ドラえもんはのび太君に「普通の竹馬」の練習をするよう励まします。
ドラえもんの励ましに応え、のび太君は頑張って普通の竹馬の練習をし
傷だらけになりながらも上手に乗れるようになり、
最後にのび太君は「なんだ、簡単じゃないか」と嬉しそうに
竹馬で街を歩き回るのです。





こんな感じで、ドラえもんはいつも「応援」したり、何かをする「きっかけ」を
「ひみつ道具」でのび太君にあげたりしてるのです。



のび太君は、もちろんドラえもんをアテにしてます。
でも、魔法使いではないことをわかっているし、
やってみたものの思い通りにはならなくても
ドラえもんを責めたりもしないんです。


こういうところを全部ひっくるめて、
私は「ドラえもん」が作りたい。

そう思っています。


ここまで書いててやはり思うのは
「ドラえもん」という漫画はやっぱり「のび太君」が主人公なんじゃないかと。
いや、ドラえもんなんですけど。笑


私が作りたい「ドラえもん」を具体的にするには、
「のび太君」についても掘り下げないといけません。

次回は、「のび太君」のことを書きたいと思います。




大丈夫、ちゃんとそのうち修士論文の話にたどり着きます!!!笑