　常盤緑道

　緑道と云う道路が世の中をはびこりだしたのは何時頃から調べ出したが解らず、

都市公園法が昭和31年に制定され、後に緑道公園の名が出ている。

雨水排水路が生活排水路に代わり、衛生上から暗渠になり、暗渠脇に植物を植え公園化にしたのが緑道公園、いろいろな場所の緑道公園の開園日を調べると昭和51年が最初に出てくる、常盤緑道もそのころに開園したものと思われる、因みに近くに流れる鴻沼川の側道が秋ヶ瀬緑道と名乗ったのが昭和51年(1976)になっている。

常盤緑道の源流は、埼玉県浦和耕地整理組合原型図(大正11年)を見ると、東北本線を跨ぐ国道463号の陸橋、新浦和橋西側近くから始まっているが、昭和9年の確定図では270ｍほど西側が水流原点になっている。

埼玉県浦和耕地整理組合原型図(大正11年）

埼玉県浦和耕地整理確定図(図昭和9年)

青線が常盤緑道水路で西野台の台地の縁の道路脇を水路が

国道17号大里交差点を過ぎ、白幡沼排水路と合流したと考えられる。

国道463号北側が常盤緑道基点なる。

北西に進路に進路を進み、国道17号に向かう

国道17号歩道橋から南、県庁方向を撮る、右側のビルは埼玉りそな銀行

埼玉りそな銀行裏を抜け、西方向に常盤緑道は進む。

常盤8丁目付近

中央区大戸4丁目、振返り撮る。前方は常盤8丁目

前方は直角に左折、右は中央区大戸、左は浦和区常盤8丁目

左折し右側中央区大戸3丁目、左側は常盤8丁目

左側にさいたま市立中町小学校

前方の階段は武蔵野貨物線カルバート(コンクリートのトンネル)

貨物線のコンクリートトンネル歩行者専用陸橋上から振り返った風景

前方の橋は鯛ヶ窪橋、右側の下を潜る貨物線のトンネル

下の歩道は常盤緑道

緑道は緑にあふれている。

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前方は別所沼公園の森、緑道の距離　約1.7㎞

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常盤緑道は林と建物の間を暗渠で進む

別所沼公園標識

別所沼公園

別所沼の排水は普段は沼の南東角の排水路から下水管を流れるため別所排水路には

流れない。しかし、下水管で賄い切らない余水は排水路に流れる構造になっている。

参考資料

埼玉県浦和耕地整理組合原型図、確定図(大正11年、昭和９年)

さいたま市立浦和博物館館報　「あかんさす」通号　第105号

美術館、図書館-白中6403　「どんな遊びをしたか」no4（2013/01/30登録）

（白幡中学校1964年3月の卒業生の同期会の機関誌）?　　　