今の職についた頃から「頑張る」とか「頑張れ」という言葉が嫌いだった。
仕事においては「頑張り」よりも「結果」だし、「頑張れ」は無理を強要している(されている)ように感じていたから。
数年前、EARTHSHAKERのシャラさんからSNSのメールで「共に頑張ろう」と言っていただいた。
涙があふれた。嫌いだった言葉は、実はその時の自分に一番必要な言葉だった。
アンプの事をネット上で少しやり取りしただけで、その時の私の状況や心境をシャラさんが知っておられたわけではない。
ただ、絶妙なタイミングだった。
それから「頑張る」「頑張ろう」「頑張れ」という言葉を使うようになった。
しかし、自分や相手にとってのその時に負担にならないかを常に考えている。言った後からも気にかける。
大人でも子供でも、既に頑張っている人、まだもう少し頑張りたい人、それぞれに必要な言葉がある。「頑張れ」ではなく「頑張ったね」だったり「大丈夫」だったり。
半人前以下な人間だから、人を救えるような言葉なんて言えない。でもせめて少しでも、家族や友人の支えになる言葉をかけられる人になりたい。
阿呆がちょっと変な事を書いてしまいました。でもたまにこんな事も考えてたりするのです(苦笑)