先日のapplim+で池田紀行氏(@ikedanoriyuki)が「ブログ書かなきゃネット上での個人の価値なんてないよー」的なコトをおっしゃっていて、
「ああ、確かにそうですねー」と共感したので、とりあえず始めてみます、ブログ。
書けることなんて一切思いつきませんし、長く続かないだろうなとは気づいていますが、、、。
自分の無知さを知る良いきっかけぐらいにはなるだろうと思ってます。
(意味不明なこと言ってたら、ぜひ「こいつバカww」っていうコメントください。泣いて精進します)
ということでブログ第一弾は、カンヌダイレクト部門のぼく的 TOP10 を。
先日催した「カンヌレビュー会」なるものをしたときのプレゼン資料を早く公開しろー、という要請もあったので、良いついでです。
この「カンヌレビュー会」について簡単な説明ですが、
身近な広告好き衆で「クリエイティブアワード "2011カンヌライオンズ"」の勉強会をしたんです。
プレゼンターは自分の担当の部門をグランプリからショートリストまで見漁って、TOP10を決める。
ぼくはダイレクト部門を担当したので、何十個ものプレゼン映像を見て(映像が英語だから「何言ってんだろコイツ?」って状態)、その上で個人的 TOP10 を決めています。
そして、当日は TOP10 を【TASK】【TARGET】【INSIGHT】【SOLUTION】【POV(Point of View)】の視点からプレゼンさせて頂きました。
ちなみに2011年のカンヌのテーマソングはガガ様のようです。
ではでは、「ぼく的 "2011カンヌライオンズ" ダイレクト部門TOP10」の方へと。
(※あくまで独自の順位であって、公式の賞での順位とは全然違います)
第10位:Spread the TEDx
【TASK】
TEDの認知度が低いアルゼンチンにて、認知度の向上
【TARGET】
タクシーに乗るビジネスマン
【INSIGHT】
人との会話で生まれた関心は大きい影響を与えやすい
【SOLUTION】
タクシーの運転手50人をTED講演に招く。
それぞれがインフルエンサーとして、乗客にTEDのことをネタに世間話をさせる。
【POV】
タクシーの運転手の口コミ力に対する気づき。
インフルエンサーの使い方が新しい。
第9位:REPAY FOR GOOD
【TASK】
ユニセフ募金を促進すること
【TARGET】
忘れるほどの貸し借りをしている人たち
【INSIGHT】
少額の貸りは返却せずにいることが多いが、貸したほうは意外と覚えている。
【SOLUTION】
貸しを自分には返さなくていい代わりに、
その分募金してもらうアプリの制作。
【POV】
「貸してたよね?」とは言いづらいが、募金につながるとなると言いやすい〔ネタとして言える〕
言われたほうも義務感が生まれる。
第8位:MUSICAL FITTINGROOM
【TASK】
オンラインミュージックストアのダウンロード促進
【TARGET】
音楽とファッションを愛する若者
【INSIGHT】
かっこいい(好みの)音楽が提示されるとき「あなたっぽい」と言われたら、うれしい。
【SOLUTION】
若者向けファッションストアの洋服にICタグを付け、
試着室に入るとタグを読み込み「その服っぽい」音楽が流れる。
その音楽を服を買えば無料プレゼント。
【POV】
ファッションと音楽の相性の良さをうまくついたプロモーション
分かりやすいカタチでターゲットに訴求。
(タイアップ先である服屋にもメリットが提示しやすい)
第7位:SUBTITLES
【TASK】
英語を話せないペルー人に英会話スクールへ興味を持たせる
【TARGET】
英語がしゃべれないペルー人(全体の87%)
【INSIGHT】
たまには英語を話せない事を不便に思うことがある。
でも、それが「英会話スクールへ行こうかな」という思考には繋がりにくい。
【SOLUTION】
字幕にサプライズを仕掛けることで英語の必要性を訴求。
【POV】
英語はしゃべりたいって思うけど、その必要性を痛感する瞬間は日常の中に中々ひそんでない。
映画を楽しむための英語というキャッチーなメッセージを痛感させるために、サプライズで訴求。
第6位:OPERATION CHRISTMAS
【TASK】
コロンビアのジャングル奥深くに未だ隠れているゲリラ兵
を解散させる
【TARGET】
コロンビアのゲリラ兵
【INSIGHT】
愛する人や家族と過ごすクリスマスというイメージの喚起
【SOLUTION】
ジャングル奥深くに潜むゲリラ兵に対し、高い木に電飾をし
「もしジャングルにクリスマスが訪れたらあなた達は帰ることが
できます。ゲリラはやめてください。クリスマスに不可能はない」
【POV】
ゲリラに伝えられるメッセージは少ない。
「クリスマス」というイベントを利用することで、
効果的に解散を訴求することに成功。
第5位:Come Back Ferrorama
【TASK】
80年代、子供たちに絶大な人気を誇りながら製造中止になった
鉄道模型Ferroramaの再生産を盛り上げる
【TARGET】
再生産を願うFerroramaのファン
【INSIGHT】
自分が好きなものに対して熱中していたい
【SOLUTION】
「20kmをレールを途切れることなくノンストップで走らせたら、
再生産」という難題を課し、SNSで中継
【POV】
ファン(オタク)の熱意を煽る形で効果的に利用。
人を使うことで生まれるドラマがファン以外への興味に。
第4位:HOMEPLUS SUBWAY VIRTUAL STORE
【TASK】
店舗を増やすことなく、NO1企業になる(爆発的な販促)
【TARGET】
地下鉄を利用する人々
【INSIGHT】
忙しい生活の中、買い物も効率化したい。
【SOLUTION】
サイネージによってスーパーを駅構内に展開。
待ち時間を利用して、買い物を楽しめる。
【POV】
生活に密着している地下鉄とスーパーの相性の良さの発見。
地下鉄の待ち時間をうまく利用しており、人々がよりスムーズに生活できるようにした試み。
第3位:AMERICAN ROM
【TASK】
若者の愛国心(=ROMへの愛着)の減少を回復させる
【TARGET】
愛国心を失った若者たち
【INSIGHT】
国を愛することがかっこいいと思えない。
【SOLUTION】
あえて若者以上にROMが敵(売国奴)になり反感を生むことで、
ルーマニアを愛する気持ちに気づかせる。
【POV】
共通の敵(売国奴)を持ったとき、人は一致団結して
大きなムーブメントを生みやすい。
第2位:Friendship Machine
【TASK】
【TARGET】
仲間たちと日々を楽しむ人
【INSIGHT】
仲間と協力して楽しむイベントが欲しい!
【SOLUTION】
仲間と協力しなければ買えない自販機を9ヶ国に設置。
【POV】
簡単に買えるものを、少し困難にすると挑戦したくなる。
仲間と協力することで生まれる達成感は最高!
第1位:BURMA
【TASK】
ビルマ(ミャンマー)の20年ぶりの選挙に際し、
投獄されている2,100人以上の無実の政治囚を開放。
【TARGET】
ビルマに関心の少ないアメリカ人
【INSIGHT】
署名を行うほど関心がないし、きっかけがない。
【SOLUTION】
格子を模したペンを取ること(=署名すること)によって
政治囚を開放するインスタレーションを設置。
【POV】
政治犯の開放を実現するためには個人の協力が必要なことを明快なインスタレーションで表現。
(きっかけづくりが秀逸)
個人が勝手に話題を広げていくネタ性も強い。
というような感じです。
2位にしたFriendship Machineとかは、メディアにのることで完結するキャンペーンだからダイレクトなの?などのツッコミうけて、「たしかにダイレクトマーケティングとしては弱いのかも」なんて思っていますが、当時のままの順位付けで公開しています。
上位2つはホント大好きで、広告で誰かをハッピーにしてるし、少し世界を良くしてる。
(そういう視点が色濃くでた独自順位だとおもてます)
見てよ、Friendship Machine使ってるやつのアホみたいな笑顔。最高だよね。
※英語プレゼンを見て自分なりに解釈してるので間違い、勘違い等あると思います。そういったツッコミしていただけるとタメになるので、ぜひぜひよろしくお願いします。
