友人に誘われて、東京国立博物館で開催されている「法然と極楽浄土」展(4/16~6/9)を見に行きました。今年が浄土宗開宗850年にあたるそうです。


私はあまりマメなほうではないのでいちいち展覧会のスケジュールをトレースしておらず、たまたまネット記事や他の方のブログなど見て興味をもって行くことが多いので助かりました。
ただ一番見たかった阿弥陀二十五菩薩来迎図(国宝)は4/16~5/12の展示期間が終わってしまってました…残念。
 

 
中は撮影禁止でしたが、法然上人絵伝や他の仏像などをゆっくり鑑賞しました。解説をよく読まなかったんですが、三体大きな仏像が収められ、周りに小さな仏像が沢山敷き詰められた大きな厨子があり見入ってしまいました。

恒例の「ここだけ撮影OK」コーナーは香川・法然寺の仏涅槃群像でした。実際に置かれている場所に似せて展示されていたら雰囲気も想像できたんですが、それぞれの像が展示台に置かれているだけだったので少々味気なく感じました。
徳川光圀の兄の松平頼重が高松藩初代藩主となった時に領内で様々な像を制作させた名残りだそうです。
 

 
奥のゾウの彫像がキャラクターになったグッズが売店で色々と売られていました。
 

 
この展覧会のミュージアムショップは今までとひとあじ違ったグッズが色々と置かれていました。なぜかタオルとか洗面器とか。
友人はその中の、ハスの花をかたどった大きめの黄色のクッションがお目当てで来館したようでしたが、なんと品切れ!で先払いの発送予約を受け付けていました。最初から少ししか作らなかったら意外に人気だったのでしょうか。人の琴線って分かりませんね。
 
専用御朱印帳もありました。ひとつは開宗850年と印字されていたので他の宗派の御朱印を頂く時にちょっとアクセントが強すぎるかな、とスルーできたんですが、こちらは晩年の家康が滅罪を願って毎日筆写した「日課念仏」がカバーで、しかも一箇所だけ南無阿弥家康、と間違ったのかわざとか分かりませんが書かれていて(探してみて下さいw)、ハートを射抜かれた気がしてついに買ってしまいました。
これを御朱印帳のカバーにしようと企画した方の素晴らしいセンスを称讃したいと思います照れ
 
あ、そういえば再開したのも法然上人二十五霊場でした…たまたまなんですが。
 
 
予定のチラシをもらいました。