バタバタしていてなかなか記事が作れませんが、7月に阿蘇神社にお参りした時の記事になります。
 
九州横断特急で大分から阿蘇に入ります。前に鹿児島を旅行した時も思いましたが、JR九州の車両って色使いがあざやかでハッキリしています。この暗赤色は阿蘇の火山のイメージでしょうか。
大分駅から阿蘇の宮地駅まで2時間弱かかります。
 

 
内装は暖色系ののんびりした雰囲気です。
 
 
車窓から見た阿蘇山。
 
 
宮地駅に到着。赤い大きな屋根に駅名が書かれた大きな額が掲げられています。1943年に阿蘇神社を模して建てられ、入り口には注連縄もある念の入れようです。
 
 
宮地駅から徒歩20分ほどで阿蘇神社に到着します。
 

阿蘇神社

▶御祭神:健磐龍命、阿蘇都比咩命など

▶熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1

▶肥後国一の宮

 

古代に初代の阿蘇国造となる速瓶玉命が、両親を祀ったのが起源とされます。当地の有力氏族で速瓶玉命の子孫と称していた阿蘇氏が大宮司を務め、現在も末裔の方が大宮司を務めています。健磐龍命(神武天皇の孫)、阿蘇都比咩命(その妃)のほか阿蘇十二明神と呼ばれる十二柱の神様が祀られています。

中世以降、一の宮として尊崇を集め広大な社領を有していましたが、豊臣秀吉の九州平定の際に没収されました。その後社地が寄進され、加藤清正や細川氏など肥後の歴代領主によって篤く保護されてきました。

平成28年の熊本地震で楼門と拝殿が全壊する大被害を受け、令和5年12月までを予定して復旧工事が行われています。

 

 

楼門(国重要文化財)は江戸時代末期に建てられましたが、熊本地震で下の柱がつぶれ大きな屋根が地面に落ちるように激しい損壊を受けました。訪れた際はまだ工事中でしたが、ここまで再建される素晴らしい技術に感服します。

 
 
斜め横から。
 
 
境内の川。水が非常に澄んでいます。
 
 
境内の銘水。神社の近くにはこうした湧き水のスポットがいくつもあるようです。
 
 
御神木の大きな松の木。
 
 
拝殿にお参りします。地震後に新築されたもののようで新しい建物でした。
 
 
中には御祭神を分けて祀った一から三の神殿があり、いずれも江戸時代末期に建てられたものです(国重要文化財)。
 
 
外から一の神殿を遥拝。その右手に二の神殿、両社の奥に三の神殿があります。
 
 
オリジナルの御朱印帳を購入しました。金色に輝くデザインで、楼門が描かれています。
 
 
裏表紙。
 
 
直書きの御朱印を頂きました。
 
 
帰り道に見た建物。歴史がありそうですが、細やかな格子や窓が素敵でした。
 
 
神社から宮地駅に戻る途中に見えた、阿蘇山。自然の雄大さと恐ろしさを感じさせられます。
 
 
鈍行はかわいい黄色でした。帰りは熊本方面に出たのでこれには乗りませんでしたが。