銀杏岡八幡神社(いちょうがおかはちまんじんじゃ)

▶御祭神:誉田別皇命(応神天皇)など

▶東京都台東区浅草橋1-29-11

 

源義家が前九年の役で出征する途中に当地で休んでいたところ、川の上流からイチョウの枝が流れてきました。義家は「朝敵退治のあかつきには枝葉栄うべし」と戦勝を祈願し、その枝を当地の丘の上に挿していきました。

そして戦に勝ち帰る途中で再び当地に立ち寄るとその枝が木になり繁っていたため、義家は神恩に感謝して八幡神を勧請しました。その1062年が当社の創建とされています。


江戸時代初期は越前松平家の屋敷内に入り邸内社として祀られていましたが、その後幕府の管轄となりました。イチョウの大木は江戸時代に文化の大火で焼失してしまいました。

 

 

JR総武線の浅草橋駅の北側すぐの場所にあります。周辺は繁華街で商店や飲食店が立ち並びザワザワしています。

 

 
境内に入ると由来となったイチョウの大きな木が立ち並んでいます。秋は黄葉が期待できそうです。

 

 
ところどころ色付けの残る狛犬。剥落してしまったのでしょうか。
 
 
手水舎。
 
 
白を基調とした鉄筋コンクリート造の御社殿にお参りします。
 
 
境内の大きなイチョウの木の下に小さな神社がありました。
 
 
此葉稲荷神社とあります。
 
 
直書きで御朱印を頂きました。イチョウの葉っぱのスタンプが色を添えます。
 
 
こちらは境内社の此葉稲荷神社の御朱印。