針道では黄鉄鉱の結晶が絹雲母の粘土から単体で採集できます。
黄鉄鉱 pyrite FeS2
六面体(立方体)、八面体、正十二面体など等軸晶系の結晶を成します。真鍮色で金属光沢を示すことから金と間違われやすく「愚者の黄金」と呼ばれます。様々な鉱山で産出されるありふれた鉱物で、以前は硫酸の原料として使われていました。
針道では以前絹雲母を採掘していたことがあり(化粧品のファンデーションやセラミックの原料となる)、黄鉄鉱はそれに含まれる不純物として捨てられていました…。
いくつか採集した結晶から、大き目なものをピックアップしました。