妙高山大聖院
だいしょういん
高塚不動尊
■真言宗智山派
■御本尊:大聖不動明王
■千葉県南房総市千倉町大川817
■札所:関東三十六不動第33番
 
奈良時代に東大寺の創建などに尽力した良弁(ろうべん)僧正が諸国修業の途中で当地にお堂を建て、不動明王の尊像を彫りお祀りしたのが起源とされます。

この像は一時行方不明になってしまいましたが、1169年に近くの浜で発見されて高塚山山頂にお堂を建てて安置することができました。
 
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門から入ってすぐ正面の本堂です。寄棟造りの茅葺形鋼板葺きの屋根の建物です。この日は何か祭礼があったようで回向柱が立てられていました。
 

 
手水舎。
 
 
本堂の裏に回ると不動堂に続く石段がそびえています冷や汗
 
 
登り切ると現われた不動堂です。開基の良弁僧正が彫ったとされる大聖不動明王が祀られています。元は高塚山の山頂にありましたが、昭和初期に火災で一部が焼けてしまい、昭和36年に現在地に遷されました。
 
正面に「小さな善行が大きな幸福の基」と掲げられています。
 
 
朱塗りの鮮やかな建物です。
 
 
その横の秋葉権現を祀ったお社。
 
 
石段の上から振り返ると遠くに太平洋が見えます。
 
 
庫裏で関東三十六不動の御朱印を頂きました。
 
#高塚不動大聖院御朱印(関東三十六不動)