東本願寺
■浄土真宗東本願寺派、本山
■御本尊:阿弥陀如来
■東京都台東区西浅草1-5-5
■別称:浅草本願寺、東京本願寺、浅草門跡
 

1651年、京都東本願寺第12世教如が神田に江戸御坊光瑞寺を創建し、京都東本願寺の掛所(別院)としました。明暦の大火で焼失したのち浅草に移転し多くの支院と塔頭を抱える大寺院として栄えました。


葛飾北斎の「富嶽三十六景」にも東都浅草本願寺として描かれています。


 

その後、彰義隊の拠点となったり日清戦争や第一次世界大戦の捕虜収容所として用いられましたが、関東大震災や東京大空襲で本堂などが被害を受け、1953年に再建されました。

 

1965年に浅草本願寺から東京本願寺に改称しました。1981年にはお東騒動(宗門内の対立)を契機に真宗大谷派から独立し、1988年に浄土真宗東本願寺派を立ち上げ本山となりました。

 

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地下鉄銀座線の田原町駅から徒歩5分ほどの、浅草通りから少し奥まった場所にあります。浅草寺の南西にあたります。
 
堂々とした風格のただよう本堂が建っています。この中に自由に入ってお参りすることができます。御朱印もこの中の受付でお願いしました。
 

 
その手前の手水舎です。水盤には鳥を避けてか金網がかぶせてありました。他のお堂などは見当たらずさっぱりした境内です。
 
 
本堂で御朱印を頂きました御朱印
 
光雲無碍(こううんむげ)とは親鸞聖人の言葉で「光に満ちた雲のような阿弥陀仏の智慧は、何にも妨げられることが無い」という意味だそうです。「如虚空」と続いて「ちょうど大空を妨げるものが無いように」と例えられています。
 
#東本願寺御朱印