武蔵国分寺は国分寺駅から歩いて20分くらいの場所にあり、正式名称は医王山最勝院国分寺という真言宗豊山派のお寺です。


奈良時代に聖武天皇の詔で全国に建てられた国分寺・国分尼寺のうち武蔵の国の国分寺の後継にあたり、薬師如来を祀っています。お寺の南側には創建当時の国分寺・国分尼寺の跡地が公園になって広がっています。


国分寺駅から国分寺に向かう途中は、ちょうど多摩川の河岸段丘の段差が崖線になっていて、湧水が豊富に出ていて清流に沿った散策路になっています(お鷹の道)。このあたりは江戸時代は尾張藩の御鷹場だったことから名前がついています。




真姿の池は環境庁の「全国名水百選」にも選ばれていて、弁財天が祀られています。




この脇の小川にはホタルが繁殖しているそうで「タニシを取らないで下さい」と注意書きがありました。




国分寺の楼門です。明治になってよそのお寺から移築されました。






境内には万葉集に詠まれた植物が沢山植えられていて、立札に解説が書かれていてそれが至る所にあります。




境内の南側には前述した国分寺の跡が広がっています。




本堂の右側の庫裡で御朱印をお願いしました。豪快な筆致ですね。


武蔵国分寺御朱印
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