姫神(ひめかみ)は、日本のミュージシャンである。

ユニット名の由来 [編集]
岩手県盛岡市にある、姫神山に由来する。

メンバー [編集]
ゼネラルプロデューサー:星吉昭
シンセサイザー:星吉紀
姫神ヴォイス:中島和子・藤井智子・志和純子・佐野よりこ・西風沢里絵

概要 [編集]
1971年 星吉昭、ビクター電子音楽コンクールでグランプリを受賞し、シンセサイザー・ミュージックの先駆者としての歩みを始める。
1980年 星吉昭(キーボード)、佐藤将展(ドラムス)、大久保正人(ギター)、伊藤英彦(ベース)の4名で、「姫神せんせいしょん」結成。
1981年 シングル「奥の細道」でデビュー。同年1stアルバム「奥の細道」発売。シンセサイザーを用いて原・日本の風景を描き、注目を集める。
1981年 「奥の細道」が、「IBC TOP40」でインストゥルメンタルでは異例の最高位3位(リクエストでは1位)を記録。年間チャートでは7位。
1984年 姫神せんせいしょん解散。ユニット名を姫神と改め、星吉昭のソロユニットとなる。岩手県和賀郡東和町(現在の花巻市)を活動の拠点とする。一貫して東北の地から「北人霊歌」とも呼ばれる音楽を発信し続け、やがて世界的に注目されていく。
1985年 NHKの紀行番組「ぐるっと海道3万キロ」のテーマ曲、挿入曲を提供。
1994年 アルバム「東日流」(つがる)で、星吉昭の長男である星吉紀が作曲した楽曲が加わる。この頃より、星吉紀がシンセサイザー奏者として参加するようになる。
1997年 TBS系TVドキュメント番組「神々の詩」のテーマ曲を担当し、大きな反響を呼ぶ。この頃より、ヴォイスを取り入れる曲が多くなる。
1998年 アルバム「縄文海流~風の縄文」で、第40回日本レコード大賞企画賞を受賞。
2000年 エジプト・スフィンクス広場(ピラミッド前)、イスラエル・エルサレムミュージアム広場でコンサートを開き、注目を集める。
2004年 ユニットの核を星吉紀へと改める。
2004年10月1日 星吉昭死去、平泉毛越寺で葬儀。実子の星吉紀に、引き継がれ新生姫神として活動している。
2007年10月 岩手県盛岡市におけるコンサートと三重県伊勢神宮外宮での奉納演奏で、姫神通算23作目、新体制となってからは初のアルバム「天∴日高見乃國」先行発売。
2008年 2月4日「天∴日高見乃國」WEB先行発売。4月2日に一般店頭発売開始。また、世界遺産登録が見込まれている岩手県平泉のイメージソング「浄土悠遠(ジョウドユウエン)」を製作。5月24日よりmusic.jpにおいて、新曲「水火の天弓(ミズホ ノ ニジ)」とアルバム「天∴日高見乃國」を「着うたフル」「着うた」にて配信。