ちょうどドラえもんの映画が始まって、昨日は去年の映画の南極の映画もオンエアされましたね!

 

星野源のドラえもんの歌、耳に残るので、聴きまくってます。なーにーものーでもなくともせかいをすくおっおー!のとこ好き。

世界救うだって。心の汚い人代表なのに(笑)

 

南極のやつ見てリメイク以外のドラ映画、初めてみました。なんとなくだけど。リメイクは、のび太の恐竜を今ようやく見ております。

のび太の恐竜は旧作涙腺崩壊作品なもんで、気合を入れないとなかなか見れないので手を出してなかったからようやくです(笑)

 

子供のころは海外に住んでたもので、日本の流行りものに疎く、日本から送られてきた昔のアニメのビデオを狂ったように見まくってました。

約25年前の話なのでもちろんインターネットもなく。

 

アンパンマンやドラえもんに愛を注いでました。

ドラえもんの影響でラジコン欲しくて誕プレで買ってもらってました。懐かしいな!

 

 

話逸れた。

 

やっぱのび太の恐竜はほかのドラ映画作品よりも見てる回数が少ないので、明確にここが違う!ってのが言いにくけど、全体を通しての違いを書いてみます。

 

 

〇新作は描写が丁寧。表情が敏感に反応してる。

 

これは、ドラえもんに限らず、実写、アニメどの映画でも言えることだと思うけど、昔の映画って演出が淡泊だと思うのよね。

 

のび太君のさ、表情とかがすごい繊細に描かれてると思うんだよね、旧作のように、ただ、ドラえもーん!って泣きつくだけじゃなく。

カメラのカットの映し方とか。顔の表情とか、笑ったり悲しんだりとかをフッとさりげなく映したりするところは、ある意味で時代の変化というか、映画の技術が上がってるのかもしれないけど、こういう丁寧な描写はすごいなあと思うとこもあるし、逆にあっさりした旧作もこれはこれでいいなあとも思うかな。

 

 

〇旧作は子供向け、新作は大人向けにも作られてる

 

と私は勝手に思っている。

ドラえもんの映画って基本的に地球外のところに行ってみんなで冒険して帰ってくるってイメージなんだけど、あくまでドラえもんたち5人だけのための物語なんだよね。

だけど新作は、学校のみんなや先生、特にパパとママとの描写がとても丁寧に描かれているのよね。

 

のび太の日本誕生では、家出をするのび太をのび太!!ってママが大声を上げるシーンがあるんだけど、その時にのび太が下を向いてぶるぶる震えるんだよね。でも、その子供の反応を見て、ママはハッとした表情になって結局怒らないの。フッと優しい表情になって早くご飯食べなさい、みたいな。

こういう親子の触れ合いみたいなところが丁寧だなって。ただ怒るだけで子供を怖がらせるのではなく、心配してるんだからっていうのがのび太の方にも伝わってるような感じになっているの(と私は感じた)。

 

のび太の恐竜でも、恐竜の卵を孵らせるために昼間から布団にずっと籠ってママを怒らせるんだけど、パパは対照的に息子を優しく諭して自分の子供の頃の話をしてくれるの。理由があってそうしてるんだろうけど、あんまりママを心配させるなよってシーンとか。

 

旧作はあくまで子供向けで、単純に自分たちが冒険して、新作では、大人は子供たちを何かしてるのはわかってるけど、ちゃあんと見てるんだよ、っていうシーンが多いかなって思った。

 

むしろ、自分たちが子供の頃に見てた作品をリメイクという形にしてもらって、親になったときに大人目線でも映画を見られるようにしてくれてるのかなって。

そう考えると、ドラえもんって、私らの世代にとっても優しく作られてる映画だなって思ってしまいました(笑)

子供の時に子供目線の作品を見ることができて、大人になってから大人目線でも見られる作品(笑)

 

でも、いろいろ感想とかを見ていると、やっぱり旧作がいい、新作もこれはこれでよかった、なんで、新作はラストのシーン変えた?!とか、旧作の矛盾点を解消できててよかったとか、いろんな考えがある。

 

でも私は、旧作には旧作の良さ、新作は新作の良さがそれぞれ出てていいなあと思った。

新旧は良い悪いが半々くらいかなと思う。悪いシーンというかちょっとん?って思うくらいだけど。

 

 

もし、昔のドラえもんを見たことない人や、見たことあるけどリメイク興味ある人がいたら、ぜひ新旧両方見比べてほしいなと思いました。

特に、のび太の日本誕生は新旧どっちも良作。

別作品じゃないかってくらいいいところがそれぞれありすぎ。まあ、キャストもキャラ立ち位置の置かれ方も監督も違うから同じ原作を使った別作品とも言えるしね。

 

もし次にリメイク見られるなら、パラレル西遊記が見たいな。

旧作にも親がわりと関わってくるので、ママたちとの関りがすごく楽しみになりそう。