ストレスは、何らかの刺激、負荷による体や心の歪みのことです。
外からの強いストレスで、特に自分が受け入れ難いことは、身体や精神に悪影響を与えます。
心の歪みは、やる気喪失、イライラ、不安、気分の落ち込み、興味関心の低下などを引き起こします。
体の変調としては、頭痛、息切れや動悸、胃痛、食欲低下、便秘、下痢、不眠など様々な症状を引き起こします。
でも、ストレスには、楽しいストレスもあります。
心が楽しくてワクワクするのは、あるストレスを原因として、心が良い方に動く状態です。
それは良いストレスです。
これから起こることに、心が楽しみで揺れ動くものです。
好きな人に会える、やりたかったことができる、欲しかったものが手に入る、美味しい食事が食べられる、好きなお酒が飲める、など沢山の刺激があります。
でも、いくら良いストレスでも、夜が寝られない程興奮してしまうと、体や心に悪影響があります。
なにごとも過ぎるのはだめですね。
このようにストレスには、良いストレスと悪いストレスがありますが、
それに影響を与えているのは何でしょうか。
一つは、ストレスの発信者です。
好きな相手からだと少しくらい強いストレスでも、ワクワクと受け止められます。
これが嫌いな相手だと、軽いストレスでも精神的に負担となってしまいます。
もう一つは、自分がしたいこと、手にしたいことのために、自分から自分に与えるストレスは、幸せのストレスになります。
このように、ストレスは色々とあります。
ストレスが極端に少なくなると、生きがいもなくなり、心の病気や衰えを早めてしまいます。
会社が定年になり、自分の時間がたくさんあっても、したいこともなく、誰かも期待されなくなると非常に寂しいものです。
毎日を楽しく幸せにするためには、良いストレスを上手に作るのがコツかも知れません。
それは、好きな人とたくさん接触すること、自分がしたいことを見つけて毎日の中にばらまくことですね。
良いストレスをたくさん作って、ワクワク人生にしましょう。