ワクワクすると体にいいホルモンがでるそうです。
そのホルモンが幸福感をもたらし、体調も良くしてくれます。
逆に、イライラすると体に悪いホルモンを出し、体調を崩すことになるそうです。
「楽しい」→ドーパミン(幸福)、エンドルフィン(快楽)、セロトニン(やすらぎ)
「苦しい」→ノンアドレナリン(苦しい)、アドレナリン(怒り、イライラ)、コーチゾール(体調不良、ストレスホルモン)、セロトニン(不足すると不安を招く)
(「苦しい」が「楽しい」に変わる本 精神科医 樺沢紫苑 からの引用)
だから、いつもイライラしていると体調を崩して、病気になってしまいます。
逆に、いつもワクワクして生活していると、幸福感も増して体調も良くなります。
これが、ワクワクが必要な医学的な根拠です。
それでは、具体的にはどのようにすればワクワクが増えて、いいホルモンがでるようになるのでしょうか。
一番なことは、楽しいことを考えることです。
自分が好きなこと、手にしたいこと、実現したいことを、
眼に浮かぶように思うことです。
それを、写真やイラストなどでイメージ化して時々眺めるのも効果的です。
そのイメージを達成するためのプランづくりをするだけでもドーパミンがでるそうです。
できれば毎日の生活の中に、自分が幸福感を増すような習慣を作ったらいいですね。
もう一つ、うまくいかないとき、苦しいときに、自分の心を切り替えることも大切です。
「今の失敗、困難、悩みは、チャンスだ。
成功するための試練だ、経験だ、チャンスだ」
大変と感じるようなときでも、ポジティブに考えることができれば、ドーパミンがでるそうです。
仕事もそうですね。
上司から命じられたことをそのままイヤイヤするのであれば、苦しいノンアドレナリンが出ます。
それとは逆に、その与えらた目標達成のなかに、自分にとってのプラスの目標を見出したり、自分で創意工夫を加えたりすると、自発的な活動になり、ドーパミンがでます。
このように、ワクワクは自分の体調を良くしてくれ、幸福感を高めてくれます。
毎日を、どんな日でも、ワクワクだらけの一日にする工夫をしたいですね。