ファミリーシアター
『銀河鉄道の夜』終演20分後に
映画『国宝』を観に行くという
強行スケジュール😅
土曜日ということもあり
いつもは空いている映画館でも
満席でした

正直
「170分でしょう❔
」

と
長丁場に耐えられるかどうか
集中力がもつか不安でしたけれど
そんなことすら全く感じさせない
素晴らしい作品でした

任侠の家に生まれながら
歌舞伎役者として芸の道に人生を捧げた男の
激動の人生を描いた人間ドラマ
任侠の一門に生まれた喜久雄は
15歳の時に抗争で父を亡くし
天涯孤独となってしまいますが
喜久雄の天性の才能を見抜いていた
上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎が
彼を引き取ったことで
喜久雄は期せずして
歌舞伎の世界へ飛び込むことになります
半二郎の跡取り息子・俊介と共に
兄弟のように育てられ
二人は親友としてもライバルとしても
互いに高めあいながら
歌舞伎女形の芸に青春を捧げていきます
そんなある日
事故で入院した半二郎が
自身の代役に実の息子の俊介ではなく
喜久雄を指名したことから
二人の運命の歯車は大きく揺るがされ
動き出します
歌舞伎という
ある種
完成された世界の
舞踊や所作やセリフ回しの大変さは
歌舞伎をよく知らない人でさえ
わかるはず
それをあそこまで演じた
吉沢亮さん、横浜流星さんに
スタンディングオベーションを送りたいほど
感動しました

そして今作品は
2025年の
第78回カンヌ国際映画祭の監督週間部門に
出品されます

是非観て欲しい‼️