恵比寿に降りたの何年ぶりだろう❔
恵比寿ガーデンプレイス内にある
東京都写真美術館へ
企画展が終わる前にと思い
仕事終わりに
オンラインチケットを買って
見に行ってきました
時系列を追って展示された写真の数々は
撮影者の当時の葛藤など
状況を説明するパネルと共に並べられ
大変判りやすかったです
展示写真を複数まとめて引きで撮れば
写真撮影はOKだそう
とは言え
三連休最終日の夕方にしては
来場者も多く
ちょっと撮るのは憚れる😅
冒頭には
巨大なきのこ雲の写真が複数
ここの解説パネルには
米軍のB2爆撃機「エノラ・ゲイ」から
広島に投下された原爆は
島病院の上空約600mで炸裂
直後に発生した火球の中心温度は
摂氏100万℃を超え
爆心地周辺の地表温度は
3000~4000℃
爆風は秒速280mに達したとみられる
そこに、生身の人間がいた
何が起こったのかも分からぬまま
瞬時に焼かれた
と書かれています
正直、写真を見る前に
この文章だけで泣きそうになりました

その後
壊滅した中心地区や
全壊全焼した路面電車
黒い雨に汚染されたズボン等の写真も
さることながら
着物の柄が皮膚に焼き付いた女性や
頭髪の抜けた姉弟
左目にガラス片が突き刺さった女性の写真
無惨な被爆遺体は
左肘下が欠損
真っ黒で炭のようになっていました
原爆とは知らなかった市民が
家族や知人を探しに市内に入り被爆
その数だけでも
7万人以上だったそうです
たった1発の爆弾で
こんなにも酷い事になるなんて
核保有国や
その国の指導者たちは
きっとこの事実を知らない
彼らこそ
広島や長崎の原爆資料館や
あの日一般市民に何が起こったのか
知るべきです
もうじき
終戦記念日
まだたったの80年
世界のあちこちで戦争が続いています
戦争のない時代が
この先
何百年も何千年も何万年も続くことを
願いながら……
今回の展示の最後には
こんなメッセージが書かれていました