昨夜のワークショップでは
2週にわたって
前半後半で分けて取り組んでいた
1ページのテキストシナリオを
通しでやるというものでした

今回のレッスンのポイントは
起承転結のメリハリ
テンポ

先ずは1本の作品のなかには
起承転結があります
さらにその中にも起承転結
さらにブロックを細かくしていく中にも
起承転結があり
その境い目をハッキリさせるコツ
というのを教わりました

と言っても
私はすでに恩師・平山一夫先生から
叩き込まれているので
初めに台本をもらった時に
大体のブロック分けは出来るため
その境い目となる切り替えを
どう演技したら良いかを考えます

これまでの流れが変わるということは
空気が変わるということ

空気を一変させるには
適度な間(ま)が必要になります

その「間」というのがくせ者で
セリフを喋ろうとする余り
本来なら取るべき間を取らなかったり
自分では間を開けているつもりなのだけれど
端から聞いていると取れていないなど
「間が悪い」「間延びする」
と言われるようなことがあるのです

だからこそ
開けるべき間はしっかり開ける
詰める間はとことん詰める
ちょっとやり過ぎかな❔
と思うくらいがちょうど良かったりするので
そこを意識します

台本に書かれている「……」を
どのように活かすか

便宜上活字で書かれている台本には
どこで呼吸をするとか
どこで声音を変える等は書かれていません
そこをどう演技(表現)するかが俳優の技量で
その事を
「行間を読む」「言葉の裏を読む」
と言ったりしますニコニコ

そしてテンポも
速く、ゆっくりを明確にすることで
場面自体の動と静が生まれます

そんなことを
ワークショップで学んだのですが
うん、難しいよねwww
私も今だからわかるのであって
あの頃はよくわからないまま
ただただ平山先生に言われたことを
繰り返しやっていただけなのでてへぺろ

台本を読む(読み解く)力
己の感性を磨く
声(音)・呼吸による表現力
感情の解放

これらは一朝一夕では出来ません
俳優を目指している方々が
どれだけこの事を意識して
日々を過ごすかによります

頑張って❗



⬆️阿佐谷神明宮境内の梅