昨夜のワークショップでは
前回よりステップアップした内容で
発声について取り組みました
セリフはお互いに相手役の分も含め
全て覚えて来ているので
相手役の呼吸やセリフのトーン
ちょっとした癖などを観察しながら
セリフを言い合っていきます
ここでポイントになるのが
「呼吸」と「発声」
一旦
自分のことは棚にあげるとして

客観的に
他の方たちがやっているのを見ていると
気付かされる点が多くて
とても勉強になります
多くの場合
自分のセリフの順番になると
そこで改めて息を吸ったり
「さぁ、私のセリフの番だ」などと意識するため
「間」が開いてしまうんですよね😓
もちろん必要な「間」もありますが
基本的には
テニスや卓球などと同じで
セリフのラリーなので
テンポ良く行くのが理想的
それには
相手役のセリフ尻を聞き逃さず
食いついていく勢いで話し出す❗
そんな訓練を
恩師・平山一夫先生の塾で
ずいぶんとやらされたのを思い出します
また
きちんとセリフを言おうとするが故に
声にムラがなく平坦・単調になりがち
でも頭ではなく
ある意味リラックスして
感じるまま、思うままに話すと
急に声が裏返ったり
トーンが変わったりする現象が起きて
必ずしも
“きちんと”した話し方ではなくなります
でもそれこそが表現の1つで
大事だったりするのね

今教わっている
ワークショップの先生の教え方も
斬新でスゴいけど
やっぱり私にとって平山一夫先生は
最強で最高‼️
他の人のパフォーマンスを観ている間
「あの頃の私もこんな感じだったなぁ」
と
あの時なぜ平山先生に叱られたのか
どうしてそうしなければいけなかったのか
今になって
ようやく判るようになりました
今回
他の方たちを観ていて一番気になったのは
先生が説明して
実際にやって見せてくれたことを
ほとんどの人が
真似してやろうとしていなかったことです
昔の私もそうでしたから
余計に気になりました😅
もしあれを素直に真似てやれていたら
その人はきっと早く上達します
私も我が強くて頑固な性格でしたから
それがなかなか出来なくて
10年かかりましたからね

芝居において
我を捨てることの大切さを
根気よく教え続けてくれた平山先生
今
ワークショップを受けに行く度に
あの頃のことを思い出し
懐かしくてたまらない気持ちになります
先生に会いたいなぁ
