乳がんの手術から

今年で6年目

アフターフォロー検診に

行ってきましたニコニコ


近年

動物性蛋白質の摂取量増加による

食の欧米化によって

日本人女性の性的な成熟が早くなり

さらに晩婚化や少子化の影響が重なることで

乳がんが増え始めたと考えられています


日本を含むアジアの女性は

欧米人と比較して

乳腺の割合が高いタイプの乳房を持つ人が

多いそうなのですけれど

欧米人よりも乳がん罹患者が少なく

欧米の科学者らが研究を進め

東アジア人が習慣的に摂取する

大豆と大豆製品が

注目を集めるようになったのだそうです


大豆に含まれるイソフラボンは

化学構造が女性ホルモンに似ていて

女性ホルモンが結びつく受容体という構造に

女性ホルモンの代わりに結びつき

その作用を邪魔することで

乳がんを予防すると考えられているそうなのびっくり


日本とアジアの他の国でおこなわれた研究から

大豆製品の摂取により

乳がんの発症率がおおむね

30~40%下がることが報告されています


女性ホルモンの受容体に

イソフラボンが結びつくと

かえって受容体を刺激することになり

逆に乳がんが起きやすくなるのではないかと

心配する声もあったため

日本で大規模な調査がおこなわれ

血液に含まれるイソフラボンの濃度をもとに

イソフラボンの摂取量を推定して

乳がんとの関連を調べた結果


摂取量が多いほど発症率が低くなり

摂取量が最も少ないグループと比べても

乳がんの発症率が

約1/3になっていたのですって!


イソフラボンはほぼ大豆にだけ含まれる成分で

日本人はイソフラボンの90%以上を

大豆、豆腐、みそ、納豆から

摂取してきましたから

安易にサプリメントに頼るのではなく

食品からの摂取を心がけるのが得策よねウインク


日本人の乳がんによる死亡率は

欧米よりはるかに低い水準にとどまっていますが

欧米の大部分の国で

死亡率が下がり始めているのに対し

逆に日本ではじりじりと上がっていて

その要因として考えられるのは

食生活の変化だけではありません


運動不足で乳がんが増えるという報告は

日本でも欧米でも提出されていて

閉経後の女性が

スポーツや運動を週に3回以上おこなうことで

乳がんの発症率が

約30%下がることが示されました


そしてまだ研究の途中ですが

不規則な生活によって

人間にもともと備わっている体内時計が乱れると

乳がんが発生しやすくなるというのですガーン


人間には体内時計と呼ばれる仕組みがあって

昼間活動して夜間眠るように

生体機能を調節しています

この体内時計のリズムを作るのに欠かせないのが

メラトニンというホルモン


夜間勤務だったり

不規則な生活で夜間も明るい照明にさらされると

メラトニンの分泌が大きく減ってしまいます

メラトニンは体内時計の調節だけではなく

がんの発生をおさえるがん抑制遺伝子の作用や

性ホルモンの分泌にも

深く関わっているとされています


2009年に

経済協力開発機構(OECD)が

世界各国の平均睡眠時間を調査したところ

日本は18ヵ国中17位で

世界でも睡眠時間が短いことが判明しました


その理由の一つが高齢化で

「夜中に何度も目がさめる」

「なかなか寝つけない」

など

睡眠の問題を抱える高齢者が

少なくないからです


また

夜型人間の増加もあげられていて

夜更かし癖がついている人は

体内時計を整えることが重要になってきます


私も乳がんを発症する数年前に

睡眠時無呼吸症候群を発症


そこから坂を転がり落ちるように

体の不調が続き

癌にまでなりましたショボーン


当時は

3~4時間が平均睡眠時間

この反省を踏まえて

現在は

5~7時間に増やしましたよ爆笑


前述したように

欧米各国は1990年頃から

乳がん死亡率の上昇が止まっていますが

それはちょうどこの時期に

乳がん検診が普及したからとされているの


ところが残念ながら日本は

乳がん検診の受診率が

欧米の1/3しかありません


しかも乳がんが

30代から増加することを

十分に知られていないため

若い世代の受診率が低いのが問題ですえーん


日本の乳がん患者さんのうち

自分でしこりに気づいて病院を訪れた人が

全体の70%近く

でも自分で気づく頃には

それなりに進行している場合がほとんどです


だからこそ少なくとも2年に1度

できれば毎年

乳がん検診を受けることが大切なのね照れ








https://gendai.media/articles/-/132336