子どもの頃から勉強が好きではなくて
「なんで勉強なんかしなきゃいけないんだ」
「なぜ学校に行かなければいけないんだ」
と
いつも思っていたけれど
当時その問いに対する納得のいく答えを
もらえた記憶はありません
親からは「本を読め」と
しょっちゅう言われていたものの
なぜ本を読まなければいけないのか
他にやりたいことがあるのに
うるさいなぁ~などと
思っていたものでした
しかし大人になるにつれ
言葉の重要性に気づく場面に
多々遭遇するようになります
そもそも何かを頭の中で考える時にも
必ず「言葉」を使って考えているし
知っている言葉が多ければ多いほど
沢山の選択肢が出来たり
アイデアを考えついたりもします
そんな言葉を増やす方法のひとつとして
「読書」があり
これまで知らなかった
言葉や表現に出会えたことで
想像力が豊かになれるんですね
また
人と話すことで
話しかけてくれた人たちの言葉を聞き
少しずつ覚え
使ってみることで身についていきますから
そのために
『国語』という勉強が必要なのです
それでは
算数が出来るようになると
どんなメリットがあるのか❔
もちろん日常生活の中で
買い物の暗算が出来るなどありますけれど
実は
「友だちを説得することが上手になる」
のだそうです❕
なぜなら算数は
「はじめにこうなって」「次にこうなって」
「だからこの答えになる」と
順番に説明する学問で
きちんと理屈で説明するのが算数だから
そんな算数を得意にするために大切なことは
「相手に教える」という気持ちになること
誰かに教えるには
まず自分が深く理解していないと
教えることはできません
相手に解き方を説明できるようになれば
「はじめに」「次に」「だから答えはこうなる」
という算数頭脳ができあがった証拠です
そしてもうひとつ
算数が出来ると得られるメリットの理由が
大人になって仕事がテキパキとできるようになる
ということです
仕事は
決められたことを決められた時間に
決められた場所で
決められた順序でこなしていくもの
算数も決まっている問題を時間内に
ノートに正しい順序で解いていくので
算数ができる人は
お仕事をする能力が高い傾向があると
言われているんですってね
もっとも
これらの理由を当時言われたとしても
今ほどは納得していないと思いますけども
ところで
久しぶりに舞台復帰して改めて思うことは
・観察力
・洞察力
・想像力
の重要性についてでした
でもこれは決して俳優に限らず
特に接客業に携わっている人なら
大切にすべき要素だと思います
お客さまを観察し
何を求めているかを洞察
さらに
何をすれば喜んで頂けるかを想像する
詰まるところ
演劇力=接客力
なのです❗
だからこそ日頃から訓練が必要なのね
まだまだ精進します

https://gendai.media/articles/-/124710