今回
御船山楽園ホテルに宿泊したのは
Yちゃんがチームラボを見たいとの
リクエストがあったから
実は私
Yちゃんに言われるまで
チームラボを知らなかったのです

【チームラボ】とは
国際的に活動を展開している
アートコレクティブ(グループ)で
2001年から活動を開始
集団的創造によって
アート、サイエンス、テクノロジー
そして
自然界の交差点を模索している
国際的な学際的集団で
アーティストやプログラマ、エンジニアや
CGアニメーター、数学者、建築家など
様々な分野のスペシャリストから
構成されています
御船山楽園は
その敷地の広大さもあって
チームラボ作品が屋内・屋外の
あちらこちらに展示されていて
見応えもあり
全てを鑑賞するには
90~120分かかると言われました



食事前に
A.ホテルエリアとB.廃墟エリアへ
A1は
フロントロビーにある
『呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク 』
ランダムに配置されたかのように見えるランプは
どのランプの光が輝き出しても
光が永遠に連続し続けても
常に光がなめらかな軌跡になり
他者によって生まれた光と交わるように
考えられているそうです
A2の
『生命は生命の力で生きている』
漢字「生」を空間に立体的に書き
書の墨跡が持つ、深さや速さ
力の強さのようなものを
新たな解釈で空間に立体的に再構築し
チームラボの「超主観空間」によって
2次元化しています
四季折々の花が咲いたり
雪が積もったりと
季節の移り変わりを楽しめて美しい
A3の
『Light Sculptures of Flames』
点描画のように光の点の集合で
3次元の立体物である炎を創った
インタラクティブな彫刻作品
炎に近づくと炎は一段と強くなる仕組みで
キャンプファイアみたい

A4
『生命は結晶化したうごめく光』
まるで
光が結晶化してできた有機体のような存在が
中心から虹色に輝きながら
統合と分裂を繰り返しうごめいている作品
実はこの作品の中に立ち入って良かったそうで
作品に触れると
見えている部分は何の変哲もない水の一部だと気付き
鑑賞者が動くと
作品は出現する場所が変わっていきますが
鑑賞者が見ているその作品は
その鑑賞者にしか見えていなくて
隣の人からは違う場所に違う色の作品が出現して見え
見えているその作品の存在は
環境が生み出し鑑賞者の中にだけ存在すると
表しているのだそう

A5
『壊された外壁と庭』
ホテル内のこの空間は元々宴会場だった場所で
近代の高度成長期につくられたものが
わずかに時代が変わったことで使われなくなり
時間が止まったようになっていました
御船山楽園は様々な時空を持ち
建物の外壁を壊し、様々な時空に再びつながり
時空が交差し重なり合う場を創ることで
「かみさまがすまう森」は存続しているのですね

Bエリアのご紹介はまた明日
