『テート美術館展 光』では
前半は古典やロマン派の作品が
後半は現代アートが趣向を凝らして
展示されていました

ブリジット・ライリーの
『ナタラージャ』
全部で20色あると言われる
この鮮やかな配色
タイトルになっている「ナタラージャ」は
ヒンドゥー教の最高神の一人
シヴァ神の異名で
作家さんは壮大なイメージで
描いたのだと思いますが
私はインドの人混みや
色彩豊かな衣服や景色のように見えて
ちょっと面白かった

この作品の目の前にあったのが
ペー・ホワイトの
『ぶら下がったかけら』
なんと482本の糸で吊り下げられていて
10人のスタッフが丸2日かけて
どの位置にどれが来るかを
細かく指示した指図書(図面❔)通りに
吊り下げたそうで
糸が絡まないようにするのが
大変だったしそうです

広々とした空間に展示されていますが
靴箱の大きさにまとめて運ぶことが出来る
という優れた面も

吊るされた紙片の色合いも良いけれど
床に映る影が
木洩れ日のようでもあり
自然への優しさを感じました
