『テート美術館展 光』では
映像作品などもありますが
作品そのものが回転し
幻想的な空間演出をするものも

リリアン・レインの
『液体の反射』は
水の入った大小のボールが
回転するターンテーブルの上に置いてあって
大きい方は中心部で少しだけ動いて
小さい方が大きいボールを
周回するような軌道で動いているのですが
同じ軌道を辿るのではなく
毎周
少しずつ変わりながら動いているので
観ていて飽きません
こちらの作品は
下記のスケジュールで稼働しています
月曜日、水曜日、木曜日、日曜日
10:00~11:00 / 12:00~13:00 /
14:00~15:00 / 16:00~17:00
金曜日、土曜日、27日(水)、28日(木)
10月1日(日)
10:00~11:00 / 12:00~13:00 /
14:00~15:00 / 16:00~17:00 / 18:00~19:00
また
オラファー・エリアソンの
『黄色vs紫》という作品
緩やかに回転する黄色いクリアなディスクと
照明投射器で構成したインスタレーションで
壁面に時々紫色のディスクが現れます
色彩学のことは無知ですが
実は色彩心理学では
黄色と紫は「補色」という特別な関係だそうで
「お互いを呼び求め合い、補い合う関係」
なのですって

こちらもいつまででも観ていられる

この作品も
下記のスケジュールで
稼働しているものを観られます
月曜日、水曜日、木曜日、日曜日
11:00~12:00 / 13:00~14:00 /
15:00~16:00 / 17:00~18:00
金曜日、土曜日、9月25日(月)、27日(水)
28日(木)、10月1日(日)
11:00~12:00 / 13:00~14:00
15:00~16:00 / 17:00~18:00 / 19:00~20:00
そして今回一番楽しみにしていた
お目当ての作品がこれ
『星くずの素粒子』
オラファー・エリアソン
多面体の球体がミラーボールのように照らされ
反射した光が周囲の壁や天井、床に映し出され
光がキラキラと拡散していきます
球体の回転に合わせて
周囲に散らばる光もゆっくりと流れるように動き
プラネタリウムのように
宇宙空間にいるような感覚になって
良い意味で放心できます

東京での『テート美術館展』は
いよいよ10月2日までと
終わりが見えてきました
10月26日~は
大阪中之島美術館で開催されます
https://www.nact.jp/exhibition_special/2023/tate/