半年に一度の歯の定期検診歯

歯のお掃除をして
要治療歯がないか
チェックしていただいています虫めがね

毎回下の歯から始めて
別日に上の歯を診ていただくので
必ず2回の通院が必要になるのですけれど
いつも
「なんで一時にしてくれないの❔」
疑問に思っていたのですキョロキョロ

実はこれには
「保険診療の壁」という
深い理由があったと知って
納得しましたニコニコ

保険診療で歯科治療を行う場合
遵守しなければならない
国で定められた決まり事が
いくつもあるのだそうです

ご存じの通り日本では
国民皆保険制度と言い
全ての国民に
公的医療保険へ加入することが
義務付けられていて
これにより
医療が必要になったときに
費用負担を軽減する仕組みが
成り立っています


日本のように
医療体制が整っている国は世界でも珍しく
高い健康水準を維持しているのは
国民皆保険制度があるからだと
評価されています

しかし
日本の医療費は
年間約40兆円とも言われていて
そのうちの約4割は
国や地方自治体が税金をもとに支出する
公費によって賄われており
税収入は減る一方で
高齢化社会により
医療費は増加の一途をたどっていても
国民全員が
同じ医療を受けられるように
公平性も保たなければなりません
 
そのため保険で受けられる治療内容は
医科、歯科ともに
国で厳しく審査されていて
いくつもの試験を経て
安全性や有効性が確認され
「この治療なら
多くの人が大きな問題もなく治る」と
国が認めた治療だけが
保険診療で行えるのだそうですえー

 それに加え
あまりに高額だったり
特別な設備が必要だったり
一部の医師しかできないような
高度な技術を要したりといった治療は
患者にとって不公平となり
誰でもどこでも
同じ治療が受けられるとする
国民皆保険制度の原則に反するので
見送られてしまいますガーン

そして保険診療で認められた治療内容は
必ず守られなければなりません
例えば歯科なら
詰め物や被せものなどの材料や
治療に使われる薬はもちろん
虫歯1本治すために
いつどんな治療をするかの
手順も細かく決められているのですショボーン
つまり保険診療では
一度に行える治療内容が決められているので
歯の定期検診も
2度に分けて行われるわけですね口笛

医療費が膨れ上がり
財源の確保が厳しい状況になっている昨今
できるだけ医療費を抑えるために
医療機関から送られてくる
保険請求の内容は厳しくチェックされる
傾向にあって

保険点数(診療報酬)=国への医療費請求額が
高い医療機関には
「これは本当に必要だったのか」
「過剰請求ではないのか」と問い合わせ
「こんなに高いのはおかしい」と
国から指導されたり
請求が認められなかったりすることも
あるのですってえーん


ところで今回
待ちに待った新しいマウスピースが
出来上がりました爆笑!!

新品はピカピカで美しいわぁラブラブラブ
1週間様子を見て
睡眠時無呼吸症候群の症状によっては
再度通院して
微調整してもらうことになるかもニヤリ