昨夜は中秋の名月でしたが
皆さんは輝く満月を見られましたか❔



お月見の習慣が庶民に広まったのは
江戸時代になってからだそうで
この時期は収穫とも重なるので
その年に収穫したお米でお団子を作り
豊作への感謝と
次の年の豊作をお祈りしました

正式なスタイルは
15個を3段に並べて積み上げるタイプ
でも別に
12個でも5個でも良いのですって😆

ただし注意する点が1つ
お団子を作るときに真ん丸にはしないで
少し潰したり
里芋型にしたりするのが一般的🎑

と言うのも
真ん丸なお団子は
死者の枕元に御供えするものなのです😔

月にお供えしたお月見団子には
月のパワーが宿っているとされ
怪我や病気などなく
幸せに過ごせると言われています😉

日本では中秋の名月(十五夜)と併せて
十三夜の月を眺める習慣があって
どちらか片方の月だけを見るのは
「片見月」として敬遠されました
 
そもそも十三夜に
満月を見られることはありません

しかし古来より日本人は
少し欠けた月に
其処は彼と無い美しさを感じ
風情があるととらえていました

 目に見えるものが全てではない

大切なものは
人の心のなかで完成させたもので
それこそが本当の美とされ

『未完成の美』
『余白の美』

と言った
引き算の美学
日本人特有の美意識にあり

これは豊かな日本の自然環境のなかで
季節のうつろいや
自然を尊び大切にしてきた
歴史があったからと言われています😊

ちなみに
十三夜のお月見団子は
13個を3段に重ねてお供えします🎑


夏は月が昇るのが遅いですし
冬は早すぎる
春だと
空気中のチリや埃が目立ってしまい
湿度や黄砂などの影響で
ぼんやりとした
おぼろ月になることが多く
お月見としては不向き

その点
秋の月は空気が澄んでいて
色や形がはっきり見えます

月の昇る高さもちょうど良いので
オレンジから黄色、白へと変わる
色の変化も楽しめるのが良いですね😌


今年の十三夜は
10月8日(土)

お団子と一緒に栗やさつまいもなど
お供えすると良いそうですよ✨