子宮内膜ポリープ除去手術の
お話の続きです


手術が終わると
密閉容器に入った
これから病理検査に出される
切り取られたばかりの
私のポリープちゃん達と相見

経験はないけれど
もしこれが出産だったなら
《赤ちゃんと感激の対面》
なる場面なのでしょうか

3つのポリープでちょっと笑えるニヤリ笑い

ただ乳がんの腫瘍は
赤茶色くて
人相❔が悪かったのに対して
3つ子ポリープたちはピンク色で
結構可愛かったですよ口笛

さて病室へ戻るため
手術台からストレッチャーに
移るのですが
私の意思としては
皆さんの負担を少しでも軽く、と
自力で動こうと思うのに
足に全く力が入りませんガーン

この直前
麻酔科の先生に
「感覚のテストをします」と言われ
濡れたガーゼを腕に当てられたので
「冷たいです」と答え
続いて脇腹に当てられ
「冷たいです」と答えられたのに
お臍の下や腰辺りに当てられても
触れている感触はあるのに
冷たさは感じないんですよねキョロキョロ

イメージでは自分の足は
軽く膝が曲がっている状態だと
思っていたけれど
実際には真っ直ぐ伸びているらしく
試しに親指をほんの少しだけ
動かしてみようとしても
全くもって
ピクリとも動きませんショボーン

事故や病気で下半身不随となった方が
どのような状況なのか
初めて身をもって知りました

ほんの数cm身体をずらしたくても
下半身に感覚がないと
なかなか自力だけでは動かせず
とても大変えーん

看護師さんたちにも
感謝・感謝ですおねがいキラキラ

「術後8時間は歩行できない」
と言われた意味が理解はできたものの
これまで全身麻酔では
もっと短時間で動けるようになっていたし
本当にそんなにかかるのかな❔
と、ちょっと疑う気持ちもえー

14:30頃に終わった手術から
2時間が経ち
3時間経っても
一向に足に感覚が戻りません

だんだん不安になってきて
もしこのまま感覚が戻らなかったら
どうしよう、などと
悪い想像をし始める始末

それを打ち消そうと
足に意識を全集中
この際“指”とは言わない
せめて膝が数㎜でも動けばと
試みるものの挫折

シュー……スコー……
シュー……スコー……

足元からは規則正しい
加圧マッサージ器の空気音だけが
虚しく聞こえてくるばかり

時々体温や血圧計測のために
巡回してくる看護師さんに
「どうですか?」
と尋ねられるのですけれど
「まだ感覚はありません」と
力無く答えること数回

術後5時間を経過した頃に
ようやく少しずつ
加圧されている感触が伝わってきて
これなら親指動かせるかもはてなマーク
試してみると
ピクッ
う、動いた😂❗

それからは一刻も早く歩けるように
もぞもぞもぞもぞ
夕食中も
もぞもぞもぞもぞ

術後6時間半
時刻は21:00

看護師さんがいらしたので
感覚が戻ったことを伝え
消灯後になりますが
22:30から歩行訓練をしていただく
ことにしました🚶

そうすれば
マッサージ器具も外せますし
カテーテルも取れた状態で
就寝できるので
だいぶ楽になりますからニコニコ

ところで
病院のお夕飯は野菜カレーでしたカレー
美味しかったのに
食欲不振で少し残してしまいました
ごめんなさい😭




今回の貴重な体験は
いつか演技で役に立つと信じ
大切に引き出しにしまっておきますおねがい