昨日は
八十八夜
立春から数えて八十八日後
ちょうどこの頃から
霜が降りなくなることから
田植えやお茶摘みなどの
初夏の農作業を始める目安と
されてきました

茶摘みという唱歌が有名ですね


摘まにゃ日本の茶にならぬ
今では
機械で摘まれるようになった茶葉も
八十八夜の頃の一番茶は
手摘みをされるお茶園が
少なくないそうで
一つ一つ丁寧に摘まれた茶葉は
品質も良く
特にテアニンの含有量が
飛び抜けて多い一番茶は
旨味も飛び抜けているのだとか

さらに昔から
八十八夜の頃に摘まれたお茶は
縁起が良いとされていて
「八十八夜のお茶を飲むと寿命が延びる」
「八十八夜のお茶を飲むと1年間健康でいられる」とも言われています

末広がりの八の日の縁起の良さと
初物を尊ぶ日本ならではの風習もあって
初物には生気が溢れ
口にすることにより
そのエネルギーを身体に取り入れ
寿命が75日延びると言われています

しかも旨味成分のテアニンは
紫外線に当たると
苦味成分のカテキンに変化するので
今の紫外線の少ない時期に摘まれた
一番茶は
苦味や渋みが少なく美味しいのですって
