時間が空いたので
観に行ってきました
『ツユクサ』

GW土曜日の昼ということもあり
小さな映画館にしては珍しく
大勢の観客が来ていました

主人公は小林聡美さん演じる
芙美
小さな港町に一人で暮らす芙美は
禁酒の会の帰りに
運転していた車に隕石がぶつかる
アクシデントに見舞われます
隕石はそのほとんどが
大気圏で燃え尽きて
地上に落ちてくることは稀です
それがぶつかるとなると
確率は
1/100000000❗
そんな奇跡的なことが起きても
飄々とした好人物の芙美は
気心の知れた友人たちと
親友である天体好きな少年・航平と
毎日を楽しく過ごしています
そんなある日
篠田吾郎(松重豊さん)と運命的に出会い
芙美の心に
ほんわかと恋が芽生えるのですが
芙美には哀しい過去があり…
人間50歳にもなれば
哀しい出来事や
辛い過去がいくつもあります
いつもは頑張って
前を向いて生きているけれど
時には立ち止まったり
幸せを見失うことだってある
そんな時は無理をしないで
立ち止まれば良い
そのうちまた
歩き出せば良いのだから

10代、20代や30代の時なら
さらりと出来た恋も
(※私はできなかったけど😅)
40、50代ともなってくると
なかなかそうはいかないもの

だけどこの作品を観ると
大人の恋愛も素敵だなと思えてきます

きっとこのあと
芙美も吾郎も航平も
他の登場人物たちにもみんなに
ささやかな幸せと希望が
訪れるのだろうな
と感じさせる
とても爽やかで素敵な作品でした
