『ブルース・ウィリス引退』
失語症と診断された
ブルース・ウィリスさんが
俳優業を引退すると発表されて
とても驚いています



失語症と言うのは
脳が損傷したことが原因で
「聞く」「話す」「読む」
といった機能が失われた状態で
言語障害の1つとされています
相手の話を理解出来なかったり
自分が言おうとする言葉が出てこなかったり
言い間違えをしたり
言葉をうまく発音出来なかったり
相手の言うことを真似出来ない
文字や文が読めなかったり
その意味がわからない等々
まるで言葉の通じない
外国にいるような感覚なのだそうです

そうなると
日常生活の意志疎通も難しくなり
俳優業を続けられないと
苦渋の判断をされたのでしょう

ブルース・ウィリスさんを
一躍有名にしたのは
映画『ダイ・ハード』ですが
『12モンキーズ』『アルマゲドン』
『シックス・センス』『RED』
『エクスペンダブルズ2』など
他にもたくさんの出演作があります🎬️
これらの列記した作品を
全て観ていただけに
とても残念でなりません

前妻のデミ・ムーアさんや
現在の妻エマ・ヘミングさんらが
連名で声明を発表したのは
おそらく今後も“家族”として
ブルースさんを支えていくという
決意の現れなのだと思います
失語症と認知症は
一見似てはいますが非なるもので
認知症の場合は
新しいことが記憶できず
いつ、どこで、誰がといった
状況把握が分かりにくくなる
“認知機能”の障害なのに対し
失語症は脳の言語機能中枢が
脳出血や脳卒中などにより損傷した結果
聞く、話す、読む、書くといった
言語機能に異常をきたす
“脳の機能障害”なので
状況は把握できるものの
具体的な名称が出にくかったり
言葉が理解しづらい状態だそうです
昨年
新型コロナウイルスのデルタ株に感染し
その後
一時的に発症したいくつかの後遺症のうち
相手の話を理解出来なかったり
文字や文の意味がわからない
といったことがあって
内定していた舞台を
辞退した経緯がある私としては
他にも
ルーティン作業がわからなくなる等の
記憶障害と共に
実は言語の機能障害もあったのかな
と思い返しています
失語症の場合は
リハビリなどで
少しずつ回復するケースもあり
家族やまわりのサポートは
とても大切なのだそうですよ

週末は久しぶりに
ブルース・ウィリスさん出演映画を
Amazonプライムで観ようかな
