10月31日に行われる
衆議院総選挙ですが
早々に選挙のお知らせが届き
そこに
《最高裁判所裁判官国民審査》
とも書かれていました

「最高裁判所裁判官国民審査」
と言うのは
最高裁判所の裁判官は任命後
初めて行われる衆議院議員総選挙の際に
国民の審査に付し
その後十年を経過した後
初めて行われる衆議院議員総選挙の際に
更に審査に付しその後も同様とする
と言う憲法に基づくもので

すでに任命されている
最高裁判所の裁判官が
その職責にふさわしいかどうかを
国民が審査するという制度なのです

今回対象となるのは
2017年の衆院選以降に任命された
11人

最高裁判所は司法権の最高機関で
法律や規則、命令などが
憲法に違反していないかを判断する
強い権限を持っているので
その裁判官が
適正に機能しているかどうか
国民の意見を反映することが出来る
憲法第81条によるもの

衆議院議員の選挙権を持っている
有権者に投票の権利があり
投票所で渡される投票用紙には
審査を受ける
11人の裁判官の名前が書かれているので
辞めさせたいと思う裁判官がいる場合は
その裁判官の氏名の上の欄に
『❌』を記入します
特に辞めさせたいと思う人がいないなら
何も記入せず投票すれば良いのです

その際
「❌」以外の例えば「⭕」などの
記号や文字を記載した場合は
無効となってしまうので
注意してくださいねウインク

でも
その判断材料が難しくないですか❔
一応各世帯に
「最高裁判所裁判官国民審査公報」
というのが配布されますし
各自治体のホームページにも掲載されますが
各裁判官の経歴や
最高裁判所において関与した主な裁判
裁判官としての心構えなどが
掲載されていたり

裁判所のホームページからも
今回の裁判官が過去に関与した裁判例を
検索することも可能なので
その裁判官が過去の裁判において
どのような意見だったのかということも
見ることはできます

11人のうち
女性は2人だけ
その事について意見を問われた
今回のほとんどの方々が
「政府が決めることなのでコメントは控える」
と答えていましたえー

投票は衆院選と同じ

10月31日(日)の投票日だけではなく
前日までの期日前投票でも行えるので
忘れずに投票に行きましょうニコニコ