最近観た映画の中で
その内容の良さに
思わず唸った作品が
ジョディ・フォスター主演の
『コンタクト』
1997年に
カール・セーガンのSF小説を
映画化
単に地球外生命とか
科学をテーマにしているだけではなく
宗教や心の光と闇
壮大な夢と挫折や希望など
多くの要素が含まれている秀作です
ジョディ・フォスター演じる
地球外知的生命体探査計画(通称SETI)
プロジェクト研究者のエリーは
アレシボ天文台で
日々探査と研究を続けていますが
ある日突然
研究費と利用権を打ち切られ
独自の資金源を求めて
各企業をまわり
大富豪のハデンを
スポンサーに付けることに成功します
ニューメキシコに場所を移し
探査を再開すると
ヴェガから断続的に発信されている
電波信号を受信
政府や他の科学者
宗教顧問が探査に介入し
エリーの思惑とは別の方向へ
事態が進んでいき
政治・科学・宗教を巻き込む
複雑な展開へとなっていきます
エリーは幼い時に両親と死別したため
神を信じない実証主義者ですが
ヴェガでの体験により
その主義が大きく揺らぐことに
本当に様々な要素が
巧みに盛り込まれていますが
観終わった後の充実感があって
とても好きな作品でした

そして観終えた直後に
思わず呟いたのが
「浦島太郎……」
はい、この意味を知りたかったら
是非観てみてください
