1週間前の木曜夜から
急に痛み出した右胸
ちょうど
乳がんの手術をした辺りが痛み
日に日に腫れて
赤みを増していき
その上
解熱剤の効果が消えると
直ぐに襲ってくる悪寒も辛くて
予約の取れた診察日まで
「あと○日」と
カウントダウンすることで
何とか堪え、我慢していました
診察室に入り
早速患部を先生に見せたところ
「うわっ!これは酷い!
よく今日まで我慢できましたね😨」
と、すごく驚かれて
直ぐに超音波検査をし
出された診断結果は
急性
化膿性乳腺炎
乳腺炎にもいくつか種類があって
母乳が乳房内に溜まって起こる
『うっ滞性乳腺炎』
乳頭から細菌が侵入したり
乳房の中に溜まった分泌液に
リンパ球などが反応して起こる
『化膿性乳腺炎』
陥没乳頭の人や喫煙者に起こりやすい
『乳輪下膿瘍』
があります
これらの乳腺炎は
乳がん発症には直接関係ないようですが
ごく稀に乳腺炎によく似た
『炎症性乳がん』
というのがあって
乳がん患者の1~3%と
割合としては少ないものの
ステージⅢに当たり
非常に進行が速いそうです
素人判断では
乳腺炎なのか炎症性乳がんなのか
区別は出来ないので
乳腺炎にかかったら
直ぐに検査をしてもらうべきとのこと
さて
私が発症した
『急性化膿性乳腺炎』は
軽症の乳腺炎や慢性乳腺炎と比べて
発症経過が速く
症状が強く出るのが特徴だそうで
実際
木曜日の夜に違和感を感じて
翌日には痛みが酷くなり仕事を早退
午後には悪寒がしたので
ロキソプロフェンを服用することで
熱を押さえ込んでいましたが
先生がおっしゃるには
もしその時
ロキソプロフェンを飲んでいなければ
38℃以上の高熱を出し
さらには頭痛なども起こして
病院へ来るのも困難なくらいで
実は、かなり
重症
だったのです、私

「我慢強いにも程がある」
と、半ば呆れられてしまいました😅
軽症なら抗生物質の服用だけで
治療出来るみたいですが
何しろ重症の私は
すぐさま超音波検査で
膿瘍箇所
深さや大きさなどをチェック
先生は3重に手袋をはめ
メスやらガーゼやら看護師さんに
処置に必要な道具を揃えさせ
速やかに切開排膿処置に
取りかかることに
先ずは麻酔を打つんですけどね
これが、すんんっっっごく
痛い😭💥
麻酔を打つ度に
「どうですか❓️」と尋ねる先生
「痛い」と答えると
さらなる麻酔を注入
「これはどうですか❓️」
「まだ痛い」→麻酔注入
を繰り返し
私が「痛い」と言わなくなるまで
麻酔を追加されました💉
ここでしっかり麻酔が効いていないと
これから切開して膿を出す処置が
大変な痛みを伴うと言うので
我慢し続けましたよ

膿瘍箇所は
3年前に乳がんの悪性腫瘍を
取り除いた際に出来た凹地
結構大きな凹地なので
膿瘍諸君にとっては
快適な住み処だったに違いありません

3年前の手術の時に
乳輪に沿って6㎝切った同じ所を
今回は3㎝切り開いて
膿を絞り出しました
処置が終わり
先生から説明されたのは
過去に放射線治療を受けたことにより
毛穴が潰れてしまっているので
今、傷口を塞いでしまうと
残留細菌を
閉じ込める形になってしまうため
その3㎝の傷口は自然に塞がるまで
開きっぱなしにするそうです

そしてその傷口は
怖がることなくシャワーを当てて
洗ってくださいとのこと
ヒィー

1週間分の抗生物質
セフカペンピボキシル塩酸塩錠
と
ロキソプロフェン
胃の粘膜を保護する
テプレノンカプセル
が処方されました💊
ロキソプロフェンと
テプレノンカプセルは
痛みの具合によって3日程度で
服用を止めても良いのですが
抗生物質だけは
1週間分
きっちり飲みきらないといけません
麻酔が切れた後の痛さを思うと
恐ろしい😱
薬剤師さんには
麻酔が完全に切れる前に
早めに食事をして薬を飲み
寝てしまうようにアドバイスされました

分厚いガーゼで
覆い被された右胸をさすりながら
膿を出す前の痛みと
出した後の痛み方が全然違って
本当に楽になったので
「えらい、えらい、よく頑張った」
と褒めてあげました

右胸全体が赤みを帯びて
腫れあがり
すごく熱くて重かったのが
とにかく軽くなったんです‼️
どれだけ膿を抜いたんだか

再検査は1ヶ月後
痛みや赤みが取れなかったら
1週間後に再度病院へ

乳腺炎の感染症でも
こんなに辛かったのに
新型コロナウイルス感染症にかかったら
すごく苦しそう

現在、大阪で猛威を振るう変異株
東京でも5月前半には
9割以上が
変異株に置き換わると言われています
皆さん、気をつけましょう
