先日
机の上を整理していたら
新聞の切り抜きが出てきました📰

がんに関するよくある勘違いについて
書かれていた記事です

「標準治療ではなく最新治療を受けたい」

という相談をされる患者さんが
多いのだそうです

どうも“標準”という単語が
誤解されてしまっているようキョロキョロ

薬の開発は
日々新しい物質を候補とし
厳しいトーナメントを勝ち抜いた
チャンピオンが標準治療薬となり
薬の組み合わせや投与のタイミングなども
最新の研究でどんどん変わります

私も乳がんの手術をし
現在も薬を服用しながら治療中ですが
十数年前と今とでは
乳がんの手術や治療法も
違ってきています

ついつい
痛みや辛さのない治療法を受けたいと
保険の利かない
根拠の不確かな自由診療を
希望しがちですが

標準治療なら効果や副作用
辛さを緩和する方法
止めるタイミングも
解っているわけですから
先ずは
標準治療を受けるのが良いですねニコニコ

それと私も勘違いしていた
“緩和治療”についても書かれていて

「緩和治療を勧められたら終末期」

だと思っていたら
そうではないのですってびっくり

治療出来ないからではなくて
治療開始と同時に
緩和=痛みや辛さを和らげ
療養生活の質を保つ
ことが必要だとの考え方が
今では主流なのだそうですウインク

早くから緩和ケアに取り組むと
生存率が高まるとの
研究報告もあるのですって‼️

私ががんになったと聞き
母が先生に
「生活習慣が悪かったからがんになったのか」
と尋ねていましたが
これも正しくはなく
約6割は原因不明の発症なのです

だから
誰を責めることもないし
手術や放射線治療を
頑張って受けたんだから
十二分に偉い‼️

いずれまた何かで
頑張らなくてはいけない時のために
ホルモン治療中は
無理せず
良い意味で
自分を甘やかすことにしていますニヤリ