劇場入りする前日に
腕時計を紛失して
(結局みつかったんですけれど😅)
みつかるまでの間
時計が無いのが不便なので
長年、しまいこんでいた腕時計を
箱から引っ張り出しました⌚
当然ですが動いていなくて
劇場入り当日に時計屋さんに持ち込み
電池を入れ換え
再び使えるようにしてもらいましたが
正直、この時計の存在を
忘れていたんですよね



普段使いにはちょっともったいないので
特別な時に身に付けようと思い
『死ヌ事典』公演期間中は
この腕時計をはめて
劇場へ通っていました

『死ヌ事典』という作品は
年金や若者の就職難問題
老々介護や安楽死など
死に結び付くようなテーマが
オムニバス形式で構成されていましたが
個人的には
“死”そのものより
そこへ向けての心構えだったり
《今をどう生きるか》
を
問いかけた作品だと解釈しています

長い間箱に入ったまま
動くことなく“死んでいた”腕時計が
このタイミングで
息を吹き返したことに
何かの縁を感じてちょっと嬉しい

この腕時計をつけて出かけられる
“特別”を見つけなくちゃ


