『死ヌ事典』を観てくださった
ある方のツイートに
ふと
自分の年金がどのくらいなのか気になり
調べてみたら
《ねんきん定期便》が
届いていないことに気が付いて
問い合わせたところ
勤務先の不備で
住所変更届けがされておらず
行方不明状態だったのだそうです

「よく気がつきましたね!良かった!」
と窓口の方に褒められたとか

そのツイートはこちら



https://twitter.com/mio_wago_nowa/status/1329253677509484545?s=09
せっかくなので
ねんきん定期便についてのお話

《ねんきん定期便》は
誕生月に年金制度加入者の住所に届く
年金記録のお知らせ
のことです
35歳、45歳、59歳のときには封書で
20歳からの納付状況も
全部含めたものが届きます
中に返信用封筒が入っていて
「勤務先や加入期間などの漏れ」
「勤務先や標準報酬月額の誤り」
がある場合には
ねんきん記録回答票に記入して返送し
記録を訂正してもらいます
《ねんきん定期便》でわかることは6つ
1. 氏名・生年月日・住所
2. 年金加入期間
3. 老齢基礎年金・老齢厚生年金の見込み額
4. これまでの保険料納付総額
5. 直近1年間の保険料納付状況
6. 会社員・公務員は
勤務全期間の標準報酬月額・標準賞与額
(おおよその給与・賞与)
です
氏名の読みに間違いがないか
※氏名の読み間違いで加入記録が分かれてしまうこともある
生年月日は合っているか
住所は間違いないか
いま一度
慎重に確認してみましょう

年金加入期間がわかれば
「年金をもらえるかどうか」が
はっきりわかります

もし「年金見込み額」の記載がなければ
年金加入期間が足りないので
年金がもらえるかわからない
ということ‼️

それから
標準報酬月額・標準賞与額が万一
「もらっていた給料より少ない」場合は
実際より少ない給与で
届け出されていた可能性もあるので

この《ねんきん定期便》は
50歳未満と50歳以上で
記載内容が異なるそうで
50歳未満は
今までの加入期間と保険料に基づく
年金見込み額
50歳以上は
今の給与や
現状のまま60歳まで過ごした場合の
年金見込み額
特に
50歳以上の《ねんきん定期便》は注意が必要で
60歳までに早期退職をしたり
離婚や配偶者の退職などにより
厚生年金の被扶養配偶者でなくなると
年金見込み額が減ってしまいます

それにしても
私たちの芝居で
一人の年金を救ったなんて
ちょっと誇らしい気持ちです
