昨日は
舞台監督さん主導で
まずは稽古場の演技エリアと
袖、幕裏の導線など
寸法に修正が入りました

これによって
より明確に動きが判るようになり
前日のパニック状態からは
少し落ち着きを取り戻しての
通し稽古が出来ましたよ

通し稽古のあと
全体のダメ出しがあったのですが
ある男の子に出されていたダメ出しが
とても印象に残りました

「昨日の稽古から何も変わってない」
これ、私も師匠に
何度も言われた経験があります

出されたダメを
翌日(次回)には修正して
持ってくるのが当たり前
言うのは簡単ですが
とても難しいことです

私なんてダメだらけだったから
毎回修正箇所が多すぎて大変

修正するためにどうしたら良いのか
何をすれば良いのか
四六時中考える毎日
でも不思議なもので
そうやっていつも考えていると
ヒントになるような事に
遭遇したりするのですよ

ふと目に留まった新聞記事だったり
たまたま乗った車輌の
前に座った人たちの会話の内容だったり……
おそらく何も考えていなければ
見逃すし
気付かないような些細なこと
いかに
普段は何も考えてないかってことね

「私に答えを聞くのではなく
自分で考えなさい」
師匠に何百万回言われたことか😅
でもそのおかげで
色々考えるようにもなりました

《真摯に向き合えば
必ず演劇の神様が助けてくれる
努力は裏切らない》
そう教えてくれたのは師匠です
私は
師匠にも助けていただいている
幸せ者です


