最初に出された緊急事態宣言により
自粛要請期間の
最終日となるはずだった5月6日は
GW最終日とも重なっていたこともあって
明けた途端に営業再開する店も増え
それにともない明らかに
外出する人も増えましたよね

店が開けば
従業員も多数出勤しなくてはいけませんし
当然と言えば当然ですけれど

なんかこの感じ
例の3月下旬の三連休の頃の
緩みに似てませんか❔
せめて今月いっぱいは
これまで通り引き締めた自粛生活を送り
より良い状況を迎えて6月から再開
とはいかないものでしょうか

さて、本日はサスペンス映画
『ウインド・リバー』をご紹介します🎥

ネイティブアメリカンが追いやられた
雪深い辺境地ウインド・リバーで
少女の凍死遺体が発見されます
第一発見者は地元のベテランハンター
コリー・ランバート
すぐさまFBIの新人女性捜査官
ジェーン・バナーが派遣されますが
不安定な気候で応援は来ず
コリーと共に
単身で捜査にあたることに
もともと肥沃な土地に住んでいた
ネイティブアメリカンは
農地に適している土地を白人に占領され
荒廃したウインド・リバーに
押し込められました
そこでは
殺人での死亡率が高いにも関わらず
事件として扱われなかったり
調査すらされないと言う実態があり
アメリカの闇をテーマにした
秀逸な作品でした





差別や偏見
欧米に限ったことではなく
残念ながら
日本にもありますよね
近頃だと医療従事者やその家族
感染患者への誹謗中傷など
我が身を守りたい
過剰防衛本能によるものでしょうけれど
他者を責める前に
己の行動を
冷静に分析してみてはどうでしょう❓
小学生の頃に読んだ聖書の
ヨハネによる福音書の
第8章3~11節のなかに
罪を犯し捕らえられた女性が
石打ちの刑に処されそうになり
イエス・キリストは
「あなたたちの中で
罪を犯したことのない者が
まず石を投げなさい」
と言うと
一人また一人と立ち去り
誰も女に石を投げることはなかった
というお話がありました
これは
罪を犯すことになった背景にある
社会的問題や責任は
すべての人にもあるもので
だからこそ
その問題を自分や皆の問題として受け止め
罪人の立ち直りのために
赦しと愛を与えたとされる
エピソードです
相手を責める前に
自分の行動は正しい?
家族総出で外出したり
スーパーや公園や商店街を
アミューズメントパークのような
扱いにしていない?
みんなで力を合わせて
コロナウイルス収束に向けて
もうしばらく辛抱しましょう
