3月11日

東日本大震災から9年
今年は新型コロナウイルスの影響で
追悼式典が中止となりました

しかし
あの災害を決して忘れてはいけない
そのためには
この作品を今日、観ておこう

『Fukushima 50』



12時20分上映の回に行ってきました

福島第一原子力発電所の事故で
現場に留まり
奮闘し続けた人々の姿を描いた
作品です

ちょうど映画を観終わり
電車に乗っている時に
14:46を迎えたので
ひっそりと手を合わせ
犠牲者や被災者の皆さまに
想いを馳せました

エンディングのテロップに
2020年7月から始まる
オリンピック・パラリンピックの
聖火ランナーが
福島からスタートすると出ましたが

あの日から
10年も経たないなか
実際の復興だって終わってもいない

被災地の鉄道だけは
今月全て復旧するそうですが
今の現状から見て
未だに4万人もの避難者がいて
その事に
どれだけの意味があるのでしょう?

オリンピックを開催するから
単に対外的に良い所を見せようとしている
そんな風にしか見えないのは
私だけでしょうか?

2020年の東京オリンピック開催は
時期尚早と
反対派の私ですが
この映画を観て
より強くそう思ってしまいました

福島第一原発廃炉作業に
あたっている方々の安全も祈りながら
今日のこの日を過ごそうと思います