朝日新聞の「声」欄に掲載されたある読者の詩が
瞬く間にSNSでシェアされ
ついには歌となってジワジワと
広まりつつあります📰
神様お願い この病室から抜け出して
七日間の元気な時間をください
一日目には台所に立って
料理をいっぱい作りたい
あなたが好きな餃子や肉味噌
カレーもシチューも冷凍しておくわ
二日目には趣味の手作り
作りかけの手織りのマフラー
ミシンも踏んでバッグやポーチ
心残りがないほどいっぱい作る
三日目にはお片付け
私の好きな古布や紅絹
どれも思いが詰まったものだけど
どなたか貰ってくださいね
四日目には愛犬連れて
あなたとドライブに行こう
少し寒いけど箱根がいいかな
思い出の公園手つなぎ歩く
五日目には子供や孫の
一年分の誕生会
ケーキもちゃんと11個買って
プレゼントも用意しておくわ
六日目には友達集まって
憧れの女子会しましょ
お酒も少し飲みましょか
そしてカラオケで十八番を歌うの
七日目にはあなたと二人きり
静かに部屋で過ごしましょ
大塚博堂のCDかけて
ふたりの長いお話しましょう
神様お願い 七日間が終わったら
私はあなたに手を執られながら
静かに静かに時の来るのを待つわ
静かに静かに時の来るのを待つわ
昨年11月に入院し
今年の1月中旬に他界した奥さまが
病室の枕元のノートに書き残していた詩を
ご主人が
「妻が願った最期の『七日間』」
として投稿したものです

朝日新聞編集記者が
この男性のもとを訪ね
詩に込められた夫婦の物語を
取材しています

https://withnews.jp/article/f0180411001qq000000000000000G00110401qq000017141A
素敵なご夫婦の絆
涙が出ますね

私なら
最期の七日間をどう願うだろう❔