『藍色少年少女』
という映画を観ました🎥
モノクロ作品でありながら
豊かな樹々の蒼々とした緑や
透明感のある川の流れ
キラキラと眩しい空などの自然が
色鮮やかに見えるようでした

3.11の原発事故以降
外で遊べなくなってしまった
福島の子供たちを
自然豊かな山里・藤野に招き
ひと夏のびのびと過ごしてもらう
保養活動に参加した少女・シチカと
この町に住む少年・テツオの再会から
始まります

子供たちは
「幸せの青い鳥」を上演することになり
演技に悩むテツオは
シチカと共に町に出て
個性的な大人たちと話したり
いじめっ子と対峙しながら
自身の抱える心の問題とも
向き合い成長していくお話です🐦
でね、途中から私
気付いてしまったの

この作品は
「銀河鉄道999」の
オマージュであることに❕
主人公の少年の名前は
星野テツオだし
彼が亡き母の代わりに
“かあちゃん”と呼び慕う女性は
メーテルのような存在だし
二人の別れのシーンは
乗り物はバスだけど
まるで999に乗り込んだメーテルと
その後を追って走る鉄郎のようで

そう思うと
色々な人たちと出逢い
問題と向き合い
その人たちを幸せにしようと
奔走する姿は
999に乗って旅をしながら成長していく
星野鉄郎とだぶって見えました

テレビシリーズの
銀河鉄道999のオープニング曲も
歌詞に“青い小鳥”が出てきますしね

↓ テツオ

私が観に行った日
終映後に舞台挨拶がある時で
プロデューサー、監督
そして今作品に出演した子供たちが
登壇しました

6年前に撮影されたため
当時小学生だった子供たちも
すっかり大きくなっていて驚きです
‼️

↓ 右から2番目がテツオ役だった少年
そして舞台挨拶を聞いていて
実はもうひとつ気付いたことがあって…
このテツオ役の少年のお父さまを
もしかして私、存じ上げているかも❔❔
2005年に
あるミュージシャンの
プラネタリウムでのライブに
語りで出演した事があるのですが
この時のメンバーのお一人が
もしかしたらそうなのかも

だとしたら偶然も偶然
決して長いとは言えない人生の中で
出逢った人たち
関わった人たち
良いも悪いも関係なく
こうやって繋がっていくのだなぁ



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