診察の後、来週からの放射線治療のためのCT撮影とマーキングをしました。
こちらの病院では私専用のマンマウエア(放射線治療専用術衣)を用意してくれて、これは病院で管理してくれるので毎日持ち帰ったりせずに済みます

今後毎回、CT撮影時と全く同じ体勢で放射線治療をするので、マーキング時、いかに無理のない体勢を確保するかがとても重要です

両腕を万歳🙌にして仰向けで横たわり、両手で枕元にある握り棒を握るのですが、手前か奥のどちらを選ぶかでも腕や肩のリラックス度が違ってきますし、私の場合、反り腰気味で腰痛があるので、膝下に枕を置いてもらうことで腰への負担が無くなり、より楽な状態を維持出来ました

わずか数分の照射でも、身動きできないとなると緊張もするしストレスになるので、ここはわがままを通してOK



放射線専門技師の♭♭さんが、少し緊張していた私を柔らかい物腰で和ませてくれたおかげで、何の苦もなく準備が出来てホッとしています



これから20回、私の受ける全ての放射線治療をこの♭♭さんが担当してくれるそうで、土日しかお休みなくて大変ですね~と同情しつつ、担当者がコロコロ変わらないのは、患者さんにとってありがたいことですよね



マーキングは放射線を当てる目印にするためのもので、赤いインクで胸部から腹部にかけての中央に縦ライン、粘液癌を摘出した箇所を横切るように脇から脇への横ライン、腋の下のリンパに左右それぞれ縦ラインが描かれました
(ちょっとくすぐったい)

このインクは放射線治療が完了するまで書かれたままの状態をキープしなければならないため、ちょっと特殊なもので落ちにくくなっています。とは言え、汗で滲んだりもします。服につくと取れないので、黒や紺色などの濃い色の肌着(袖あり)を着ないとダメですね

治療開始初期段階はまだ影響はないようですが、どうやら半分くらい行程が進むと、皮膚炎(火傷のような)が目立ってくるようで、肌触りが良く、擦れて刺激のないようにゆったりとした肌着や、腋下もゆとりのある服装が好ましいそうです。襟元も深めだとマーキングの赤線が見えるかも。スカーフ等で見えないような工夫が必要ですね。
そして日焼けは厳禁

プール・温泉・サウナも❌
お風呂はぬるめなら入っても大丈夫だそうです。
爪を短く切って皮膚を傷つけないようにしたり、保湿をしてケアを怠らない。痒みや痛みがある場合は軟膏を処方してくれるので、遠慮せず直ぐに先生に言ってくださいとのことでした

ちなみに私がメモしていた質問(愚問)は、
①歯医者さんに行っても良いか
②ジェルネイルをしても良いか
③シャワーの水圧は大丈夫なのか
④石鹸や保湿剤は市販の弱酸性・敏感肌用のもので良いか
⑤デオドラントスプレー等の制汗剤は使用して良いか
⑥皮膚ケアはどのようにしたら良いか
⑦期間中、風邪など体調不良でも通うのか
⑧放射線治療最中に、くしゃみや咳がしたくなったらどうするのか
⑨サプリメントは飲んで良いか
⑩食事制限はあるのか
でした

これらの愚問の答えなんて、
知りたいですか
