センチネルリンパ節生検ってどんなもの??

乳がんが最初に転移しやすいリンパ節の中に《センチネル(=見張り)リンパ節》と呼ばれる場所があって、最初に癌細胞が流れ着くと想定されているそうなのです。
ここに癌細胞の転移がなければ、それ以外のリンパ節への転移は無いと考えられていて、95%以上の正確性で見つけることが出来るのですってびっくり

仮に、ここに1個でも転移していれば《腋窩リンパ節郭清(えきかリンパせつかくせい)》つまり、センチネルの先にある一定領域のリンパ節を切除してしまう手術もしなければならなくなりますが、そうすると術後に腕が上がりにくくなったり、浮腫んだりといったリンパ浮腫を発症しやすくなるリスクがあるのです。このため近年では、転移が陰性であれば、放射線治療や薬物療法をしっかりすることでセンチネル以外のリンパ節の切除を省略するようになったのだとか。

センチネルリンパ節生検での転移具合によっては、手術する範囲が変わってくるかもしれないので、術後麻酔から醒めるまでは覚悟しておこうと思っています。

さて、本題のセンチネルリンパ節生検の検査がどんなものだったかお話ししますね。


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13時過ぎに呼ばれて向かった先は、核医学検査室です。ここで注射を1本打ちました。青い色素の付いた《アイソトープ》という放射性の元素らしいです。
この間、全く関係ないのにスーパーマンのクリプトナイトを想像してましたニヤリ

この色素はゆっくりリンパ管を流れてセンチネルリンパ節に集まるのね。なので、2時間くらい部屋に戻ってのんびりして、その後15:30に再び検査室に行き、放射線を出している部分を撮影するというものでした。

検査はたったこれだけウインク

このあとすることと言ったら、夕飯食べて、シャンプーして、シャワー浴びて、深夜0時までにアルジネードウォーター(125cc)を2本飲んでおくくらい。

アルジネードウォーターって!?

これまでは点滴で補給していたものを、スポーツドリンク風味の飲み物で手軽に摂取出来ることで、術前に余計な負担をかけずに済む優れものグッ