4月4日。入院前日。
今回乳がんになったことで、今まで全くと言って良いほど何も知識が無かった私なりに色々調べていく過程で、気になったことの一つ。
「巻き爪」
私、両足の親指がどちらも巻き爪気味なのです。
歩けないほど酷いわけではないのですが、これまでジェルネイルを施していたときには感じなかった痛みが、検査や入院のためにネイルを剥がして以降出てしまいました



市販の巻き爪緩和テープを試してみたりしていますが、左が良くなりません

なぜ巻き爪を気にするかと言うと、皮膚の炎症箇所から感染の原因になりやすい、と目にしたからなのです

もっともこれは化学療法を開始される方への注意事項のページに書かれていたので、これから受けるであろう放射線治療には影響無いのかもしれませんが(巻き爪以外にも虫歯や吹き出物も要注意)。
それでも事前に治しておいたほうが良いかも
と、近くの病院に行ってみました。

明日から入院、明明後日には手術だから、今服用できる薬には制限があると伝えると、結局テープを貼るくらいの処置しかしてもらえませんでしたけれど



まだ痛いけど、しょうがない。気休め気休め

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そう言えば、暮れに病理検査へまわすための組織診をした時に、主治医から
「野水さんは痛みに強いですね」
と言われました。どういう事かと言うと、
局所麻酔を2本打たれ
「どうですか?痛みはありませんか?」
と聞かれたので
「う~ん?歯の麻酔よりは痛くないです
」

と答えたら
「それじゃダメですよ
麻酔追加しますね。」

と言われ、2本追加。
ホチキスで束ねた厚紙を留めた時のようなガシャッという大きな音を響かせ、採取。
「どうですか?感覚有りますか?」
「何となくあります。でも、歯の治療より全然楽です」
「いや、ダメダメ。もう1本打ちますよ。」
さらに追加され計5本。
その後ガシャッガシャッと数ヶ所採取されましたけれど、乳頭に近いほど感覚は敏感で、どうしても痛みも強くなるそうで、私の癌の位置からするともっと痛がってもおかしくないのに、“歯よりマシ”と言えるくらいに強かったみたい

その痛みへの強さが、術後に発揮されれば良いな
