乳腺外来の主治医の先生からご紹介していただき、
乳がん手術の最新情報を伺いに◯◯先生のもとへ
母と二人で赴きました。

結論から言うと、先日の主治医の説明通りの方法しか今はまだありません。

再建手術の知識が無い中、温存6:全摘4でまだ迷う私に、◯◯先生の発言はひどく落胆、失望させるものだったのです。

「全摘のほうが早い(取り残しがあったり再発したら、どうせまた手術して結局全摘するんだから)」

「自身で上から(乳房を)見下ろすと無いのがわかるけど、他者が(横から見れば別だけど)前から見たって大してわからない」

と言われたのです。

◯◯先生は男性だからという点で百歩譲っても、
デリカシーの無い言葉の数々に悔し涙がこぼれました。

一応、全摘するなら何処の病院が良いのか、温存なら何処を勧めるのか尋ねてみたところ、

全摘なら《がん研有明病院》
温存なら《聖マリアンナ医科大学病院》

と言われました。

母もあまり口を挟んできませんでしたし、これ以上◯◯先生と話すことは無いと、マスクの下で唇を噛み締めながら早々に退室。


それまで黙っていた母がようやく口を開き、
「セカンドオピニオンに行こう。サードでも何でも」

母なりの、それがその時言える精一杯の言葉だったのでしょう。