愛している人、大切な人
その人に物理的に会えない辛さ、
会えない間にも、月日、年月は過ぎてゆく、
一緒に過ごしていれば作れた思い出、会話、
同じ世に生きているのに、すぐそこにいるのに、壁の向こう、隔離病棟、、、会えない辛さ
死別の辛さ、この世ではもう永遠に会えない辛さ、
思いを、伝えることが永遠にできなくなった辛さ。。。
絶望の淵。。。
ところで、かぐや姫のお話はご存知ですか?
かぐや姫が月に帰る直前、帝に本心を話したのをご存知ですか?
かぐや姫は帝からの再三の求婚を断っていました。しかし、実は帝のことを愛していました。
それなのに、なぜ断り続け、そっけない態度をとっていたのか?
それは、月に帰ると地球上の記憶が一切消えてしまい、感情が無くなってしまうからだったのです。
帝が私(かぐや姫)を愛してくれ、私が、それを受け入れ、地球上で束の間愛し合ったとしても、いずれ私は月に帰らなければならず、その時、私が、愛した人(帝)に対して何の感情も抱かなくなること、誰だか忘れてしまうこと、それが帝に申し訳ない。耐えられない。
そうなるくらいなら、はじめから帝の愛を拒絶している方がいい、と断っていたのでした。
月の世界は光り輝く美しい世界。すべてが、完璧な世界です。そこに住む人々は美しく、清らかで、老いません。ただ、人々に感情はありません。
私達、地球上で生きているの人は、寝ている間魂は肉体を離れ、月に帰っているのです。
そこは光り輝く完璧な世界で、地上の世界では亡くなった人も、地上では遠くにいて会えない人も夜寝ている間は、皆そこにいて、一緒に語らい過ごしているのです。
朝、目覚める人は、月の世界から自分の意思で、もう一日地球を楽しんできます!と彼らに別れを告げ、月での記憶を消して、借り物の身体に戻って来ているのです。
もう一日地上を、感情のある世界を楽しみたい。
今日目覚めた人は自分では忘れてるけど、昨日、楽しかったんです。だから続きを楽しみたくて、自分の意思で月から地上に再び遊びに来たんです。
今日も地球に遊びに行ってきま〜す!
気をつけて行ってらっしゃーい。
朝、起きるときに、毎度、記憶が消されてるけど、夜は、月で、地上では会えない人とも会ってたんです。
だから何の心配もない!
本当に今日地球の一日が辛かったら(顕在意識ではなく本当の自分、魂のが辛い、つまらないと思えば)、明日目覚めません。月から地球に遊びにきません。
一日一日、地上(唯一感情を感じられる世界)を楽しんで。
夜は、完璧で美しい月で亡くなった人、生きてるけど会えない人と一緒に過ごして。
地上での今日の続きを生きたいと思えば明日も月での記憶を消して地上に戻ってくる。
何の心配もない!!!