高1自殺:校内トイレで 北海道・白樺学園


毎日新聞
2008年2月8日
Source: http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080208k0000e040078000c.html


北海道芽室町の私立白樺学園高校(木下修校長、生徒450人)の1階男子トイレで、1年生の男子生徒(16)が首をつって自殺していたことが8日、分かった。遺書などは見つかっていないが、帯広署はいじめなどがなかったか調べている。

同校によると、6日午後6時5分ごろ、生徒がトイレの個室のドア枠に制服のネクタイをかけて首をつっているのを、巡回中の職員が見つけた。生徒は帯広市内の病院に運ばれたが、午後7時15分に死亡が確認された。

生徒は昨年5月ごろ、上級生3人から殴るけるなどの暴行を受けたことが、母親からの相談で発覚。学校側が上級生を指導した結果、生徒との接触はなくなった。また1月31日、母親から「小遣いを多く求められる。学外の交友関係で金銭を要求されているのではないか」との相談があったほか、母親に「人生に疲れた」と話していたという。

6日は午後3時半ごろ、所属するバドミントン部の顧問に体調不良を理由に練習を休むと伝えていた。

木下校長は「教育現場であってはならないことが起き、厳粛に受け止めている。何が彼を追いつめたのか、本当のことを知りたい」と話している。【仲田力行】

毎日新聞 2008年2月8日 13時32分 (最終更新時間 2月8日 13時45分)



情報ソース http://www.crnjapan.com/abuse/aarticles/2008/ja/20080208-suicide_school_toilet_hokkaido.html