これ、本当に8月中に終わるんだろうね……? 謎が多すぎて回収しきれるまま終わりそうな気がするんだけど……。

 

今回の話は久しぶりの長谷川さんによる脚本でかつ、加治木登場回でした。序盤に登場した聖さんを巡り、加治木には記憶操作(正確には記憶改ざん)の副反応が見られた話。この設定は言っちゃいけない話、後付け設定だと思うし、だったら今までの記憶操作も全部「改ざん」しているってことになるし、ケミーらしき存在を見たところで再び記憶が蘇ってしまう危険性もあり得なくはない。そこのところ、しっかり考えた上でやってるんですかね。

 

それはともかく、その記憶操作を受けすぎた加治木には何やら大変な事態に陥っていましたとさ。で、その加治木は聖さんの冷たい反応で落ち込んでいる素振りを見せていた上、当の本人は大変そうでした。その聖さんも兄が面会拒否をされ続け、気分的にも良くない時に記憶が蘇ってしまうという。あれってどういうメカニズムなんですかね。

 

加治木ならまだマシな説明がつくと思うけど、聖さんはどうして記憶が蘇ってしまったんですかね。あの雑誌がぼんやりと記憶が蘇って、最後の方に登場したマルガムで完全復活という道筋? どっちにせよ、後付け設定のせいで物語の本筋が見えなくなっているような……そんな気がする。

 

記憶が蘇ってしまった加治木は結局錬金アカデミーに運ばれ、ケミーたちを見ることになるとさ。序盤のあの口論はどうなったんだと言いかねない結末に笑えないんですけどね……。掟って破りざるを得ないの?

 

それはともかく、次回の話としては加治木と聖さんがメインなのは間違いなく、おおよそ良い話でよなぁと思いますが。それにしても、ここのところ『ガッチャード』って後付設定が多くて「どうしたの?」と思うばかり。前回もそうなんだけどさ、ライダーオタクの湊Pが最終回目前だから暴走した感じか? 大丈夫?