・物語

二人の絆が再確認できる、そんな話だった。面白かったし静奈の役割がりんねに影響を与えてて良かった。
 
今回の話は前回からの続き。りんねが絶望の淵に立たされている時にミナト先生がやってくるシーンは「教師」らしさがあってて良かったですし、そこからの場面はりんねらしさがあって良かった。今まで身近で見てきた分の場面がギュッと詰まってて良い感じ。
 
その後の中盤や終盤はほぼ宝太郎とりんねの今までの活躍を見ていれば、「こんなプレーはできない」よねって思える。宝太郎もりんねも互いを信頼しているからこそ、躊躇せず宝太郎はりんねにライダーキックを決めることができるし、エクスガッチャリバーを戦っている時に互いに交換し合える。二人だからこそ出来るもので面白かった。
 
これって何を模しているかと思えば、当然「ロミオとジュリエット」だよねって。ロミオもジュリエットも互いを愛しているからこそ絆が芽生えるものだし、行動できる。絶望の淵にたとえ立たされたとしても必ずや立ち上がることが出来る、そんな宝太郎とりんねの関係性にぴったりだなぁって感じた。
 
それに静奈の役割も良いスパイスだよね。宝太郎の幼馴染みという関係もまた良いアクセントになってるんだけど、そのせいでりんねは1度心迷うことになるし、静奈も似たような境遇になる。けどその境遇が似たものになれば、次第に彼女らは「友人」として互いに認め合っていく。いい話だと思います。
 
ラストは意味深だけど、まあラスボスってことかな。アトロポスとどういう策を練っていくかが楽しみだし、最初から最後までアトロポスはラスボスという立ち位置かもしれない。(もしかしたら某社長のように自ら怪人を取り込んでラスボス化……してもおかしくはないかも)
 

・まとめ

面白かったです。放送日からかなり間が空いたけどそれは学業のせいです。